東京都現代美術館で開催を予定していた『TOKYO ART BOOK FAIR』が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、初のバーチャル空間での実施が決定。独創的なアートブックを作る個人のアーティスト、アート系出版社、ギャラリー、書店などが国内外から出展し、オンライン上で印刷物の魅力を伝えるレクチャーやトークショー、サイン会を行う。
また、今年のゲストカントリーであるオランダの出版文化をひもとく特別企画として、毎年同国の優れたデザインの本を選出するアワード「Best Dutch Book Design」の2019年の受賞作品を紹介する展示や、イルマ・ボーム、カレル・マルテンス、ルース・ファン・ビークなど、オランダのアートブックシーンにおけるキーパーソンのインタビューとともに、彼らが影響を受けた印刷物を展示する『Dutch Artists’ Books: Then and Now』なども開催予定。
本を媒介として、世界のアートの最前線を知ろう。会場はこちら。