「美の殿堂」と名高いスコットランド国立美術館は、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有している。『 THE GREATS 美の巨匠たち』では、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品が展示される。(モネ、ゴーガンは東京会場のみ展示)。
加えてゲインズバラ、レノルズ、ターナーといったイングランド絵画とスコットランド絵画の名品も出品。展示は、プロローグ「スコットランド国立美術館」、第1章「ルネサンス」、第2章「バロック」、第3章「グランド・ツアーの時代」、第4章「19世紀の開拓者たち」、エピローグで構成され、西洋美術の流れと共に紹介していく。
エピローグで展示される、アメリカの風景画家、フレデリック・エドウィン・チャーチによる大作『アメリカ側から見たナイアガラの滝』は、スコットランドに生まれ、アメリカに渡って財を成した実業家が、母国への感謝の気持ちを込めて、スコットランド国立美術館へ寄贈したもの。約90点の油彩画、水彩画、素描に囲まれ、悠久の時を感じてみてほしい。
なお入場には日時指定予約制を導入。詳細は公式イベントページにて確認してほしい。
企画展示室にて/9時30分〜17時30分(月曜日休室、5月2日は開館)/入室は閉室の30分前まで/問い合わせは050-5541-8600 (ハローダイヤル)/公式イベントページはこちら