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「ポーラ ミュージアム アネックス」で、写真家・鈴木のぞみの個展が開催。窓や鏡、扉といった「境界」をモチーフに、事物に宿る記憶を写真の原理を通して立ち上がらせる約15点の作品を展示する。
鈴木は東京造形大学で絵画を学び、独学で写真表現を習得。近年は国内外の展覧会やレジデンスに参加し、表現の領域を広げ続けている。
代表作『Other Days, Other Eyes』では、かつてその窓から見えていたであろう景色を想像しながら、窓そのものに写真乳剤を塗布し、光を直接焼き付けるという独自の手法を用いる。そこに浮かび上がる像は、移ろう光と空間の記憶をそっとすくい上げたかのようだ。
窓越しの眺め、鏡に映る室内、扉の向こうの風景──鈴木が写し出すのは、見過ごされがちな時間の層。本展は、過ぎ去った時間と今とを静かにつなぎ直す、記憶の回廊となるだろう。
※11~19時(10月17日は18時まで)/入館は閉館の30分前まで/入場は無料
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