RCRアーキテクツ展 夢のジオグラフィー

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RCRアーキテクツ展 夢のジオグラフィー
©Hisao Suzuki
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タイムアウトレビュー

スペイン、カタルーニャ地方のオロットを拠点に活動する建築設計事務所、RCRアーキテクツを紹介する展覧会。2017年に建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー建築賞を受賞したRCRアーキテクツは、ラファエル・アランダ(Rafael Aranda)、カルマ・ピジェム(Carme Pigem)、ラモン・ヴィラルタ(Ramon Vilalta)によって1988年に設立された。常に3人で対話を重ね、カタルーニャの歴史や文化、自然に寄りそった詩情豊かな建築を生み出し、高い評価を得ている。本展では、「夢」をテーマに彼ら自身がカタルーニャ地方ガロッチャで進めている「ラ・ヴィラ」プロジェクトを紹介する。広大な敷地に研究施設や工房、宿泊施設、パビリオンなどを配したラ・ヴィラのなかでも、奈良県吉野の木材を使用した「紙のパビリオン」は、RCRが長年にわたり影響を受けてきた日本文化との架け橋となるプロジェクトだ。「紙のパビリオン」の構造体の一部分や、吉野をめぐる旅を追ったドキュメンタリー映像、RCRの手によるドローイングなど多彩な展示内容になっている。

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イベントのウェブサイト
jp.toto.com/gallerma/ex190124/index.htm
住所
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