「ギャラリー エークワッド(Gallery A4)」で、数多くの建築のサイン計画などで知られるグラフィックデザイナー・廣村正彰の展覧会が開催。学校や商業施設、工場、美術館、路上などそれぞれの場所に応じた約30のデザインを、廣村の言葉とともに、写真、映像や実物資料を交えて展示する。
廣村は、人の意識や心が動く瞬間を見つめ、情報だけでなく、共感や愛着など新たな価値を生むデザインを作ってきた。本展では、「記憶と痕跡」「字と美」「シルエット」「矢印」「仮設的」の5つのキーワードでエリア分けされ、空間を歩きながら廣村の思考をたどる体験ができる。
現代社会へ向けて廣村が提案する、デザインの可能性を考えてみてほしい。
※10~18時(土曜・10月16日は17時まで、8月28日は20時30分まで)/休館日は日曜・祝日、8月9~17日/入場は無料