マルク・シャガール 版にしるした光の詩

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マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた)
Photo: Setagaya Art Museum
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タイムアウトレビュー

宙を舞う恋人たちや花束、動物などを幻想的で色彩豊かに描いたマルク・シャガール(Marc Chagall)の展示が、「世田谷美術館」で開催。シャガールは絵画だけでなく版画制作にも熱心に取り組み、2000点以上の作品を手がけた。

本展では「神奈川県立近代美術館」の望月コレクションから「ダフニスとクロエ」や「サーカス」などの名作をはじめ、1950〜60年代に刊行された6つの版画集を、技法ごとの表現の違いや、題材や制作の背景などに注目しながら展示。絵と詩が混然一体版画集が表現している世界観をより理解できるよう、詩や物語のあらすじなども分かりやすく紹介する。

展示される約140点の作品はいずれも保存状態が良く、色彩表現にこだわったシャガールの絶妙な色を堪能できるだろう。

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