「東京ステーションギャラリー」で、20世紀初頭のノルウェーを代表する画家の一人、ニコライ・アストルップ(Nikolai Astrup)の日本初となる回顧展が開催される。油彩画に加え、浮世絵版画の影響を受けながら独自の技法を生み出した木版画や、母親と協働したテキスタイルデザインも紹介。庭を巡る作品や版木、四季折々の映像などを通じて、画家の創造の軌跡をたどる。
西ノルウェーの山々に囲まれた村で育ったアストルップは、生涯にわたってこの地を拠点とし、移ろう季節や自然、人々の暮らしを描いた。とりわけ、自ら植物を育てた「庭」は、食糧を生み出す生活の場であると同時に、創造の源泉でもあった。鮮烈な色彩と大胆なデフォルメによって、日常の風景を独自の象徴的な表現へと変えた作品が特徴だ。
ノルウェーの自然と暮らしを詩情豊かに描いた芸術世界を堪能してほしい。
※10~18時(金曜は20時まで)/入館は閉館30分前まで/休館日は月曜(11月23日、1月11・25日は開館)、11月24日、1月12日/料金は前売り(11月20日までオンラインで販売)1,600円、学生1,100円/当日1,800円、学生1,300円、中学生以下無料





