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中世に大寺院として栄華を極めた和歌山県の「根來寺」で作られた質の高い朱漆器は「根来塗」と呼ばれ、特別視されてきた。丈夫な下地を施した木地に、黒漆の中塗と朱漆を重ねた漆器(朱漆器)は、それ以前の時代から各地で作られたが、江戸時代以降に「根来」の名で呼ばれるようになる。
それらは、寺院や神社などの信仰の場で多数使われただけでなく、民衆の生活の中でも大切にされた。「根来」独特の力強く、しなやかな姿は、現代においても多くの国内外のコレクターや数寄者の心を捉えてやまない。
「サントリー美術館」で行われる「NEGORO 根来 — 赤と黒のうるし」展は、根來寺が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀を有する品や伝来の確かな名品・名宝を一堂に紹介する。日本を代表する漆の美を心ゆくまで堪能してほしい。
※10~18時(金曜・1月10日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は火曜(1月6日は18時まで開館)/料金は前売り1,600円、学生1,000円、高校生800円/当日1,800円、学生1,200円、高校生1,000円、中学生以下無料
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