[category]
[title]
ギャラリー「ウィッシュ レス(WISH LESS)」で、 アーティストの添田奈那の個展「坂の上のポニー」が開催。商店街にある看板やまがいもののキャラクターをモチーフとし、それらを通して負の感情を表現する。
添田はロンドンのセントラルセントマーチンズでアートを学び、現在は東京を拠点に活動する。「ラコステ原宿店」での「+My Lacoste Artist Program」でコラボレーションを行うなど話題の作家だ。
本展のタイトル「坂の上のポニー」は、幼少期に祖母とともに訪れた映画館での体験がルーツとなる。その断片的な記憶は、加速する現代社会において、困難や挫折を消化する余裕を与えられない私たちにとって、無意識のうちに心の支えとなる個人的な基盤を示唆する。
ステートメントで添田は「小さい頃、祖母と2人で映画を観た。『崖の上のポニョ』が観たくて、映画館に連れて行ってもらった。上映開始からすぐ、祖母は寝息を立てていた。 帰り際、祖母は言った。『面白かったね、坂の上のポニー』 」と残す。
内在する不安や恐怖などの負の感情を、世の中にあふれる看板やチープなキャラクターといったフィルターを通し描き出すことで、ポジティブに可視化する添田の感性に着目してほしい。
※12〜18時/休館日は月〜水曜/入場は無料
Discover Time Out original video