東京都現代美術館による、若手作家の作品を中心に現代美術の一側面を切り取り、問いかけや議論の始まりを引き出すグループ展が開催。
第16回となる本展では、人や物を動かしている不可視の力の作用に着目し、そのメカニズムを再構築しようと試みる5組のアーティストが参加。アートとテクノロジーの領域で活動するアーティストGoh Uozumiや、ワークショップや遊び的な活動を通じて日常の中の「当たり前」を再構築する中島佑太、ミクロとマクロの世界の美しさを可視化する清水陽子などの、さまざまなメディアを使ったアート作品やインスタレーション作品が並ぶ。
目に見えないところでさまざまな要因が複雑に重なり合ってできている、この世界の構成が垣間見られるだろう。