「アーティゾン美術館」で、「オルセー美術館」から印象派のクロード・モネ(Claude Monet、1840~1926年)の作品が一挙に来日する展覧会が開催。モネの作品41点を含む約90点に、国内所蔵作品を加えた総数約140点により、風景画家としての魅力をひもとく。
自然光の移ろいに魅せられたモネは、その一瞬の美を捉えることを生涯にわたり探求した。本展では、ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーといった創作の重要な舞台を軸に、年代順に画業の展開をたどる。
さらに、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品との関係から創作の背景を読み解くとともに、映像作家のアンジュ・レッチア(Ange Leccia)によるモネへのオマージュとして制作された没入型作品も紹介。多様な視覚表現を交差させることで、モネの創作に新たな視点を提示する。
晩年の『睡蓮』の連作へとつながるテーマや技法の変遷にも光を当て、風景画の革新に挑み続けたその歩みを浮かび上がらせる本展。ぜひ訪れてほしい。
※10~18時(金曜、5月2・9・16・23日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は5月11日/料金はオンライン2,100円、当日2,500円、学生(要ウェブ予約)・中学生以下無料




