ブラジルの湿原、パンタナールで岩合光昭が撮影した作品展が、東京都写真美術館で開催。東京生まれの岩合は、NHKからナショナルジオグラフィックまで、あらゆる場所で作品が紹介されている著名な動物写真家だ。
本展示は、2015年から2018年にかけてパンタナールを旅した際に撮影した野生動物の写真100点以上から構成。ユネスコの世界遺産にも登録されているパンタナールは、ブラジルからボリビア、パラグアイの一部にかけて広がる世界最大の熱帯湿地帯だ。
会場には、どう猛なジャガーやワニからカピバラや魚まで、絶滅危惧種も含む多種多様な動物を撮影したスナップショットが展示されている。自然の美しさを実感し、それを守っていくことの大切さを改めて考えてみては。