民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある

  • アート
  • 世田谷美術館, 用賀
  1. 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
    Photo: Yuki Ogawa(上から)竹行李 陸中鳥越(岩手) 1930年代/刺子足袋 羽前庄内(山形) 1940年頃 いずれも日本民藝館蔵
  2. 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
    Photo: Yuki Ogawaスリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵
  3. 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
    Photo: Yuki Ogawa波に鶴文夜着 江戸~明治時代 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵
  4. 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
    Photo: Yuki Ogawa小鹿田焼(大分、現代作:坂本工窯、坂本浩二窯) Photo: Yuki Ogawa
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タイムアウトレビュー

約100年前に思想家の柳宗悦が説いた民衆的工藝、民藝。「衣・食・住」をテーマに、日々の生活の中で用いられてきた品々を約150点を展示する。

かつて柳は陶磁・染織・木工などあらゆる工芸品から絵画や家具に至るまで、世界各地で収集をしていた。その中で無名の職人が作る民衆の日用雑器の美に関心を抱き、1925年には「民藝(民芸、みんげい)」という新語を作り、共鳴する仲間たちと民藝運動をはじめた。

「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」では、着物、食器、ほうき、家具など日常生活の中にある品々に、柳の視点から見いだされた民藝美をひもといていく。

現代のライフスタイルと民藝を融合させた「これからの民藝スタイル」を提案するインスタレーションも展示。そのほかに「民藝フィルムアーカイブ上映会」や、講演会、トークイベント、公開制作なども行われる。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

洗練された民藝美を体験しに出かけてみては。

※10~18時(入場は閉場の30分前まで)/

休館日は月曜(429日、56日は開館)、57日(火)/料金は一般1,700円、65歳以上1,400円、高・大生800円、小・中学生500円、未就学児無料(予約不要)

詳細

イベントのウェブサイト
mingei-kurashi.exhibit.jp/
住所
世田谷美術館
東京都世田谷区砧公園1-2
Tokyo
アクセス
東急田園都市線『用賀』駅から『美術館』行きバス『美術館』バス停下車 徒歩3分/東急田園都市線『用賀』駅 徒歩17分

イベント詳細

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