日本皇室の宮中晩餐会(ばんさんかい)は、19世紀に成立した様式を現在まで継承している世界でも唯一無二のスタイルの晩餐会。「ようこそ! 華麗なる宮中晩餐会の世界へ」では、150年にわたる皇室のおもてなし文化の歴史と美を食器、ドレスなど、多数の品々を通して多角的に紹介する。
宮中晩餐会とは海外からの国賓を饗応(きょうおう)するために開催される正餐会(せいさんかい)で、国の最高接遇に当たる。皇室とともに、その賓客を迎えたのが宮家だ。同展では宮中晩餐会の中心的役割を担った有栖川宮家による、約150年前の晩餐会テーブルセッティングを再現。「アビランド」「バカラ」「クリストフル」といった食器・調度が並び、明治期の宮家における西洋式饗応の華やぎを伝える。
さらに、彬子女王殿下が実際の宮中晩餐会で着用したドレス4点をはじめ、皇室の御慶事に際して制作・下賜された砂糖菓子を入れる小箱「ボンボニエール」など、初公開の品々も多数展示される。
ニュースで見聞きするだけだった宮中晩餐会のリアルな世界に触れ、賓客気分を味わってみては。
※10〜17時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は日曜・祝日、10月17日、11月4日(10月25日、11月1・3日は開館)/入場は無料





