KOTARO NUKAGA 天王洲

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タイムアウトレビュー

新たな現代アートの中心地、天王洲にあるアートギャラリー「KOTARO NUKAGA(コタロ ヌカガ)天王洲」。国内外の先鋭的なアーティストとともに、独自性の高いギャラリープログラムを展開している。

国内外の美術機関やコレクターなどと連携し、積極的にアーティストの活動を支援しつつ、既存の枠組みを超えた試みやプロジェクトを推進していく。同名で、六本木でもギャラリーを営業している。

詳細

住所
東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1階
Tokyo
アクセス
東京臨海高速鉄道りんかい線『天王洲アイル』駅(B出口)徒歩8分​/東京モノレール羽田空港線『天王洲アイル』駅(南口)徒歩10分/京急本線『新馬場』駅(北口)徒歩8分​
営業時間
11時30分〜18時/休館日は日・月曜・祝日

開催中

デコレータークラブ: 重いバッグの中身

「KOTARO NUKAGA 天王洲」で、飯川雄大による個展が開催。鑑賞者の介入によって作品が成立し、展示空間に思いがけない風景を生み出す大規模なインスタレーションが展開される。 飯川はこれまで、多彩なアプローチで私たちの知覚の不確かさや日常のささいな違和感を視覚化してきた。2007年から継続して発表している「デコレータークラブ」シリーズをはじめ、公共空間や展示の仕組みに目を向け、観客の身体感覚や想像力、そして場の偶発性によって変容する作品群は、国内外で高く評価されている。 飯川が一貫して重視しているのは、鑑賞者自身が「同時に起きていることに遅れて気付く」という、他者とは共有しにくい体験。作品には、巨大な存在が風景に擬態して入り込んだり、作品が予期せぬ変化を遂げたりと、「場」と「観客」の行為によって異なる出来事が生まれる。 本展では、情報の曖昧さや私たちの感覚の不完全さを、欠落ではなく「想像のための余白」として捉え直す。鑑賞者の動きがきっかけとなり、小さな変化や偶然が連鎖して日常の輪郭が静かにずれていく瞬間を生み出していく。 なお、本展は「KOTARO NUKAGA Three」の2拠点で開催され、飯川の作品をより多角的に体験できる。さらに、同時期に開催中の「水戸芸術館現代美術ギャラリー」「Art Center NEW」「gallery αM (ギャラリー アルファエム)」とも連動。鑑賞者が複数の会場をつなぐことで、美術館やギャラリーの枠組みを超えた試みも実施されるので、チェックしてほしい。 ※11時30分~18時/休廊日は日・月曜、祝日、4月26日~5月6日/入場は無料
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