国内外で高い人気を誇るフランスのデザイナーで建築家、ジャン・プルーヴェの大規模な展覧会が「東京都現代美術館」で開催。プルーヴェは、家具から建築へと仕事を拡大させフランスの建築と工業デザインの発展に大きく貢献したことで知られる人物だ。
本展は、7つのセクションから成り、現存するオリジナル家具や建築物およそ120点、図面やスケッチなどの資料のほか、建築部材、移送可能なプレファブリケーション住宅を展示する。最後の展示室では、来場者が実際の作品に座りながらプルーヴェ本人のインタビューを含む映像を鑑賞できる。
自らを「構築家」と呼ぶプルーヴェの作品が生み出される過程をじっくりと辿ってみては。