「無印良品 銀座」内の「ATELIER MUJI GINZA」で、企画展「『ブック・アクティビスト』 Irma Boom: Book Activist」が開催。オランダ人グラフィックデザイナーのイルマ・ボーム(Irma Boom)が手がけてきた「紙の本」をはじめ、貴重な書籍や手づくりの小さな本の模型、製紙会社と共同開発した紙「IBOペーパー」などをアジアで初めて紹介する。また、書籍から抜粋された「ずっといい言葉」も並ぶ。
MUJI BOOKSは、「ずっといい言葉と。」をコンセプトに、本のある暮らしを提案してきた。ここでいう「紙の本」は、情報を伝える媒体であると同時に、物として空間に存在し、立体的で複合的、人とともに時間を重ねていく存在だと捉えられている。
今回の展示に合わせて制作された『ブック・アクティビスト』は、ボームの約40年、500冊以上に及ぶ仕事を通して、「紙の本」を多角的に読み解く一冊。「ブック・アクティビスト」とは、読む人・作る人・売る人・とじる人など、本に関わる全ての人をたたえる言葉だ。手のひらに収まるほど小さく、辞書のように分厚い本に仕上がった。
ボームは膨大な情報から必要な要素を抽出し、「紙の本」という形に構築する。その姿勢は、素材や工程を見直し、必要な機能を追求する無印良品のものづくりとも重なっている。本展を通じて、「紙の本」の価値や可能性を改めて見つめ直す機会となるだろう。
※11〜21時/入場は無料


