【特別展】癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―

  • アート
  1. 癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
    画像提供:山種美術館長沢芦雪《菊花子犬図》18世紀(江戸時代) 絹本・彩色 個人蔵
  2. 癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
    画像提供:山種美術館上村松園《杜鵑を聴く》1948(昭和23)年 絹本・彩色 山種美術館
  3. 癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
    画像提供:山種美術館伊藤若冲《伏見人形図》1799(寛政11)年 紙本・彩色 山種美術館
  4. 癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
    画像提供:山種美術館竹内栖鳳《鴨雛》1937(昭和12)年頃 絹本・彩色 山種美術館
  5. 癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
    画像提供:山種美術館奥村土牛《兎》1936(昭和11)年 絹本・彩色 山種美術館
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タイムアウトレビュー

眺めるだけで癒やされるような動物画や風景画を集めた展覧会が、広尾の「山種美術館」で開催中だ。

伊藤若冲は、濃密でカラフルな作品で知られる作家だが、本展ではリズミカルに配された布袋の伏見人形をチャーミングに描いた「伏見人形図」(山種美術館蔵)が登場。また長沢芦雪が描いた「菊花子犬図」(個人蔵)は、丸々とした子犬たちが遊ぶ様子が微笑ましい。

そのほかにも竹内栖鳳や奥村土牛らが描いた動物の作品や、美しい山あいの景色、年末年始らしい「布袋図」や「七福神図」など、縁起の良いモチーフの作品群も展示する。

山種美術館といえば、併設された「Cafe 椿」で、展示作品にちなんだ上生菓子が食べられることでも有名だ。本展でも、目にも華やかでおいしい和菓子が登場している。落ち着いた雰囲気の館内でゆったりと、五感で日本美術を楽しもう。

詳細

イベントのウェブサイト
www.yamatane-museum.jp/exh/2023/healing.html
住所
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