

光の後始末
「Gallery 舞台裏」で、秋山珠里と服部憲明による二人展「光の後始末<ep.3>」が開催。一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)メンバーのギャラリーが、リレー形式で展覧会を行う企画「CADAN舞台裏」の第3弾だ。
本展の「光の後始末」というタイトルには、後始末の主体が光なのか、作家なのか、あるいは鑑賞者なのかを限定できない曖昧な関係性が込められている。どれでもないと同時に、全てでもある。光、作家、作品、鑑賞者の主/客の境界が混然となることで、展示がそれらの関係や相互作用によって立ち現れる事象であることを浮かび上がらせる。
参加作家の秋山は、「勿体」をテーマに探求を続け、近年は蜜蝋(みつろう)を用いた絵画技法「エンカウスティーク」を中心に制作を展開。一方、服部は工業用レーザー加工機を用い、スプレーペイントを施したアルミ板をレーザーで削り出す独自の「インダストリアルペインティング」を手がける。
用いる素材や技法は異なるものの、両者に共通するのは、潜在するイメージを引き出すことで絵画を成立させている点だ。それぞれのアプローチを通して、絵画表現の新たな可能性を提示していく。
※11〜18時/休廊日は月曜(祝日の場合は翌日)/入場は無料


