能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築

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  1. 能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築
    「⻄⼤井のあな」外観 ©Jumpei Suzuki 東京都 2017年〜(2021年撮影)/画像提供:TOTO「⻄⼤井のあな」外観 ©Jumpei Suzuki 東京都 2017年〜 (2021年撮影)
  2. 能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築
    画像提供:TOTO「⻄⼤井のあな」吹抜け ©Jumpei Suzuki 東京都 2017年〜 (2021年撮影)
  3. 能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築
    画像提供:TOTO「⻄⼤井のあな」ドローイング ©Fuminori Nousaku Architects + Studio mnm
  4. 能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築
    画像提供:TOTO「秋谷の木組(秋谷スマートハウスE棟)」断面図 ©Fuminori Nousaku Architects + Studio mnm
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タイムアウトレビュー

乃木坂にある建築専門ギャラリー「TOTOギャラリー・間(ま)」で、建築家の能作文徳(のうさく・ふみのり)と常山未央(つねやま・みお)による展覧会が開催。 彼らは、実験しながら作り上げていく「都市のワイルドエコロジー」をテーマに活動している。

建築設計や論考執筆に加え、国内外の大学を拠点に、建築や都市、生態系のリサーチを続けてきた。 課題を抱えた都市を「人間の手が入った多様な生物が暮らす居住域」と捉え、野生や伝統知を手に、一部を分解して養分を吸収し、まるで複数種にまたがる菌(キノコ)のネットワークを構築するような建築を試みている。

本展では、自らの設計事務所と住宅も兼ねた鉄骨造の建物で、床や天井に穴を開け、エコロジカルな視点で改修を続ける「西大井のあな」や、最新作「秋谷の木組(秋谷スマートハウスE棟)」などのプロジェクトの断面図や模型を展示する。

建築の最新動向を知ることができるいい機会となりそうだ。

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イベントのウェブサイト
jp.toto.com/gallerma/ex240118/index.htm
住所
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