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イギリスを代表する女性写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロンの展覧会。人物表現を中心に制作活動を行った彼女は、それまで記録するためのものに過ぎなかった写真を芸術の域に昇華させようとした、写真史上重要な人物の一人だ。19世紀後半、48歳にして初めてカメラを手にした彼女は、独学で写真術を学び、独自の表現方法を見つける。それは、意図的に焦点をぼかし、ネガに傷をつけ、手作業の痕跡をあえて残す、という革新的なものだった。同展覧会は、オリジナルプリント(ヴィンテージプリント)をはじめ、約150点の写真作品や書簡などの関連資料を通じて、キャメロンの制作意図を明らかにしようとするものだ。手元に常にカメラがある今、生誕200年を迎えた写真家から学ぶことは多そうだ。
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