ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸

  • アート
  1. ダニエル・ブラッシュ展―モネをめぐる金工芸
    Photo: Takaaki Matsumotoダニエル・ブラッシュ《ハンド ピース》
  2. ダニエル・ブラッシュ展―モネをめぐる金工芸
    Photo: Takaaki Matsumotoダニエル・ブラッシュ 《山》
  3. ダニエル・ブラッシュ展―モネをめぐる金工芸
    Photo: Takaaki Matsumotoダニエル・ブラッシュ 《無限のリング》
  4. ダニエル・ブラッシュ展―モネをめぐる金工芸
    Photo: Nathan Crookerダニエル・ブラッシュと愛用の装飾旋盤。
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タイムアウトレビュー

ジュエリーや絵画、彫刻、哲学など幅広い分野で表現活動を続けたアーティスト、ダニエル・ブラッシュ(Daniel Brush)の作品を日本で初めて紹介する企画展が、六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」のギャラリー3で開催中だ。

展覧会のタイトルは、色と光をスチールで描き出した連作「モネについて考える」に由来する。モネの作品に用いられた淡いピンクやセルリアンブルー、カドミウムイエローなど、光を取り入れた色相に興味を抱いたダニエルは、パリやアルル、ルーアン、モネの庭があるジヴェルニーを訪れ、作品の構想を練り上げたという。

また、アルミニウムやスチール、ゴールドなどの素材を巧みに扱い、植物や昆虫といった自然の造形美を有機的なフォルムと融合させて仕立てたジュエリーやオブジェも、間近で鑑賞してほしい作品群だ。本展は世界的ハイジュエラー「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」が支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」が主催している。

会期中には、能楽の生演奏を楽しむイベントも予定されている。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

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