[category]
[title]

「リアル」の定義を問い直す現代美術作家・尾﨑勝の展覧会「CONTINUE MASARU OZAKI」が開催される。尾﨑は、彫刻に精密なプロジェクションマッピングを重ねる「光の彫刻」シリーズや、巨大なネギの彫刻など、多様なメディアを用いて知覚のプロセスを揺さぶる作品を発表してきた。
本展は、尾﨑の作品が「大阪・関西万博」で来場者に残した「余韻」を出発点としている。場所や時間の変化によって作品の見え方や意味は更新され続けることに着目し、その連続性そのものを展示という形で提示する。
「私たちは即時の現実を見ているようで、実際には遅れて届いた現実を見ている」という思考をもとに、尾﨑は不可視の時間差を作品化する芸術運動「Delay Sculpture(遅延彫刻)」を構築。本展ではその体系を初めて公開する。
1階には万博で展示された作品群が再集結し、異なる環境に置かれることで生じる新たな知覚の揺らぎを示す。2階では過去作を通してDelay Sculptureの構造を読み解く。私たちが「今」と呼ぶ感覚そのものが、問い直されるだろう。
Discover Time Out original video