CHANEL NEXUS HALL

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タイムアウトレビュー

「シャネル」ならではのユニークな文化プログラムを発信するスペース「CHANEL NEXUS HALL(シャネル ネクサス ホール)」。コレクションや新作の発表会をはじめ、「シャネル・ピグマリオン・デイズ」などの音楽会、アート、写真展を開催している。

詳細

住所
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4階
Tokyo
アクセス
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線『銀座』駅 徒歩1分/東京メトロ有楽町線『銀座一丁目』駅 徒歩1分
営業時間
イベントにより異なる

開催中

Linder: Goddess of the Mind

「CHANEL NEXUS HALL」で、イギリスを代表する現代アーティスト、リンダー・スターリング(Linder Sterling)の展覧会「Linder: Goddess of the Mind」が開催される。「KYOTOGRAPHIE 2026」での展示後に巡回する本展は、日本で初となる個展。初期作品から最新作までを紹介する回顧展的な構成で、その創作活動の変遷をたどる。 1970年代の英国パンクシーンから登場したリンダーは、写真やフォトモンタージュを大胆に用いながら、欲望や女性の身体に対する既成概念を問い直してきたアーティストだ。アートや文化における女性表象を挑発的かつ鋭い視点で再定義し続け、その表現は高い評価を受けている。 50年以上にわたり制作されてきたフォトモンタージュ作品は、発表当時と変わらない切実さと挑発性を放ち、現代においても強い存在感を示している。本展は、英国アートシーンにおけるフェミニズム表現の先駆者として、独自の地位を築いてきたリンダーの存在を強く裏付ける。 会場では、代表作を通して彼女の革新的な創作の軌跡を紹介する。シリーズ『Pretty Girls』(1977年)では、成人向けグラビア誌に掲載された女性イメージを再文脈化。また、『The Principle of Totality』(2012年)では、45点のモノクロポートレートに口紅を引いた唇を重ねることで、視線が持つ支配性や女性像の消費構造を浮き彫りにする。 リンダーの独特なビジュアル言語は、ハンナ・ヘッヒ(Hannah Höch)やマン・レイ(Man Ray)らダダイストによる写真表現やフォトモンタージュ、さらにシュルレアリスムの幻想的かつ挑発的な美学の影響を色濃く受けている。イメージを流動的な素材として扱いながら、美しさやユーモアを織り交ぜ、既存の価値観や社会的枠組みに挑み続けている。 なお、イベント開催時は開館時間に変更があるため、詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※11〜19時(6月25日は16時30分まで)/入場は閉場の30分前まで/入場は無料
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