吹きガラス 妙なるかたち、技の妙

  • アート
  1. 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
    画像提供:サントリー美術館三連瓶 東地中海沿岸域 2~3世紀 岡山市立オリエント美術館
  2. 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
    画像提供:サントリー美術館レース・ガラス脚付鉢 イタリア 16~17 世紀 サントリー美術館
  3. 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
    画像提供:サントリー美術館藍色ちろり 日本 18 世紀 サントリー美術館
  4. 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
    画像提供:サントリー美術館籠目文赤縁碗形氷コップ 日本 20世紀 個人蔵
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タイムアウトレビュー

吹きガラスとは、熔けた熱いガラスに息を吹き込み、風船のようにふくらませて器などを形づくる、この素材ならではの技法だ。その作品群を作り手の「技」に注目しながら紹介する展覧会が「サントリー美術館」で行われている。

吹きガラスは紀元前1世紀、ローマ帝国下の東地中海沿岸域で始まったとされる。東アジアやベネツィアを中心としたヨーロッパ各国、そして明治期以降の日本と、古今東西のさまざまな地域で、特色ある作品が生まれてきた。

サントリー美術館所蔵の名品のほか、20世紀に作られた個人蔵のコップの数々、横山翔平や小林千紗ら現代のガラス作家の作品や、現在も手吹きによる製品を手がける企業も紹介するなど、多彩なガラスの歴史を網羅した展示構成となる。目にも涼やかで美しい世界を楽しんでほしい。

開館時間:10時~18時 ※金・土および5月2日~4日は20時まで開館 ※会期中展示かえあり

休館日:火曜日(5月2日は20時まで、6月20日は18時まで開館)

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