京都の楽焼「長樂窯」、四代小川長樂の襲名を記念した展示が「日本橋三越本店」で開催される。2024年の襲名以来、東京では初の本格個展となる。長樂窯は、1906(明治39)年に開窯。千利休の「わび茶」の精神と楽焼の伝統を受け継ぐ名窯である。
展示作品は、茶盌(ちゃわん)をはじめ、壷や花入(はないれ)など計60点が並ぶ。伝統の赤樂(あからく)・黒樂(くろらく)に加え、自身の新たな焼きにも挑戦しているという。中でも『藍釉黒茶盌』は象徴的な作品だ。伝統的な朱釉(しゅぐすり)から着想を得て生み出した藍釉(あいぐすり)を使用した一品で、藍色がもつ美しさを際立たせている。
11月1日(月)には四代小川長樂と「銀座もとじ」代表取締役社長 泉二啓太によるギャラリートークも実施される。
自然との対話を重ね生み出された「現代に生きる樂焼」を観に行ってみては。 なお、展示会場では作品を購入できる。
※本館6階 美術特選画廊/10〜19時(最終日は17時まで)/入場は無料


