Akio Nagasawa Gallery Ginza

  • アート
  • 銀座
広告

タイムアウトレビュー

銀座、丸の内エリアにあるギャラリー。LINE it! amanaとともにアマナ・エー・エヌ・ジーを設立した長澤章生が設立した。主に国内外の写真作家の展覧会、出版を行っている。 

詳細

住所
東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル 6階
Tokyo
営業時間
11時00分〜19時00分/定休日は日・月曜・祝日

開催中

Boys Just Want to Have Fun

「Akio Nagasawa Gallery Ginza」で、デジタル作品や油彩・アクリル画の制作を続け、精⼒的に作品を発表するTORAJIROによる個展「Boys Just Want to Have Fun」が開催される。 自身の制作について、「セクシュアルマイノリティーとして、子どものころから感じていた孤独や不安をテーマに絵を描いている」と話すTORAJIRO。これまで社会問題を背景に、内面の葛藤や孤独、動物や自然との共存の重要性を表現し続けてきた。 本展では、「声⾼な主張はない『静かなレジスタンス』の集積」として、沈黙と⾊彩を通して感情の痕跡を残す、新作を含む作品群を展観する。 政治的スローガンを叫ぶ代わりに、沈黙と色彩を通して、より深い真実を語る絵画。本展を通じて、「日々を楽しむこと」「誰かを愛すること」「自分に正直になること」といった、ごく当たり前で、だからこそ奪われやすい行為の尊さを再確認してほしい。 ※11~19時(土曜は13~14時閉館)/休館日は日・月曜・祝日/入場は無料

ペドロ・コスタ「溶岩の家」&
アンドレ・プリンシペ「内なる海」

「Akio Nagasawa Gallery Ginza」で、ポルトガルを代表する映像作家のペドロ・コスタ(Pedro Costa)と、アーティスト・映画監督・編集者であるアンドレ・プリンシペ(André Príncipe)による2人展を開催。コスタが1994年に発表した長編第2作目『溶岩の家(Casa de Lava)』の制作過程で作成したスクラップブックを基にした写真作品と、プリンシペによる近年のプロジェクト『内なる海(Mar Interior)』を中心に構成される。 コスタは『溶岩の家』の準備段階において、絵画や写真、手紙、新聞記事、落書き、文学の引用、ポートレイトなど多様なイメージをスクラップブックにまとめた。映像に先立って存在したこの「視覚的シナリオ」は、映画のトーンを形成する上で重要な役割を果たしている。 両作家は長年にわたり親密な関係を築いており、コスタの作品集をプリンシペが主宰する出版社で刊行するなど、互いの制作に深く関わってきた。2025年8月30日(土)には、2人によるサイン会も開催予定だ。 なお、8月28日(木)からは「東京都写真美術館」でコスタの大規模個展「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」も開催されるので、併せて楽しんでほしい。 ※11〜19時(土曜は13〜14時閉館)/休館日は日・月曜・祝日、8月12〜16日/入場は無料
広告
関連情報
関連情報