「東京都美術館」で開館100周年を記念し、「世界との対話」をテーマにした展覧会が開催。アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)、山西もも、谷川俊太郎、砂澤ビッキ、エレナ・トゥタッチコワ(Elena Tutatchikova)の5人のアーティストによる彫刻・写真・言葉・絵画といった時代もジャンルも異なる作品を通して、世界を捉える多様な視点を紹介する。
展示は「光で読む」「時で読む」「言葉で読む」「自然から読む」「全身で想像する」の5つの視点で構成される。ジャコメッティの小さな石膏像やブロンズ像は、光によって変化する表情に注目。山西は、ネパールで撮影したピンホール写真を中心に、アンモナイトの化石をモチーフにした鋳物にガラスを加えた新作も発表する。
谷川の章では、若き日に撮影した写真・詩・直筆ノート・旧蔵のラジオなどを展示。砂澤の大型の木彫作品と絵画に加え、トゥタッチコワはセラミックの新作連作「Islands」をはじめ、レリーフやドローイングなどを組み合わせたインスタレーションを展開する。
作品を読み解くことは、未知の世界に触れ、自分自身を見つめ直すことでもある。作品に心を寄せるなかで、自らの存在を支える「何か」に気づく瞬間が訪れるかもしれない。
※9時30分〜17時30分(金曜は20時まで)/入室は閉室の30分前まで/休館日は12月7日、12月21日~2027年1月3日/入場は無料






