True Colors Festival

True Colors Festivalでしかできない4のこと

「なんの壁もない芸術祭」だからこそできる刺激的な体験

Written by Time Out Tokyo in association with True Colors Festival
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障がいや性、世代、言語、国籍などのあらゆる多様性があふれ、皆が支え合いながら自分らしく生きられる社会の実現を目指したフェスティバル『True Colors Festival—超ダイバーシティ芸術祭—』が2019年9月から2020年7月にかけ、日本財団の主催で東京を中心に開催される。

『True Colors Festival』の始まりは2006年。同財団が「弱者」と見られがちな障がい者のイメージを変えること、また障がい者のエンパワーメントを図ることを目的に『障害者芸術祭』としてラオスとベトナムで開催したイベントが原型となっている。その後も、2008年にカンボジア、2013〜2014年にミャンマー、2018年にシンガポールと、アジア各地で障がいのあるアーティストたちがステージに立つ芸術祭を開催してきた。今回は、「障害者芸術祭」という形ではなく、障がいの有無も含め、性、世代、言語、国籍などあらゆる違いを包み込み、多様な人とともに作るフェスティバルとして初めて開催する。

東京では、2020年7月に開催する『True Colors コンサート』を集大成とし、2019年9月から音楽ライブやダンス、ミュージカル、ファッションショーなど、さまざまなパフォーマンスを渋谷を中心に展開。ここでは、『True Colors Festival』だからこそ体験できるコンテンツを4つ厳選して紹介する。

1. ダイバーシティな世界に飛び込む。

1. ダイバーシティな世界に飛び込む。

『True Colors MUSICAL ファマリー「ホンク!〜みにくいアヒルの子〜」』は、きっと新たな価値を創造するに違いない。これは、アメリカで舞台芸術をツールに障がいのある人たちの就労や自立、社会参加を実現しているファマリーという劇団が、障害のある日本のアーティスト2人と共同制作した新作ミュージカルだ。アメリカでの制作と初演を終えた後、日本凱旋公演を行う。

公演は、2020年2月15日(土)と16日(日)の2日間のみ。場所は両日とも池袋の東京建物ブリリアホールで、14時開演(13時30分開場)だ。上演は英語だが、日本語字幕も付くとのこと。チケットなどの詳細情報はこちらで確認しよう。

2. ドラァグクイーンに教えてもらう。

2. ドラァグクイーンに教えてもらう。

「普段は話しにくいこと、ぐっと向き合ってみないと見えてこないこと……。ダイバーシティの課題について、もっとオープンに対話し、価値観を更新していける場が欲しい」そんな思いから立ち上がったのが『True Colors ACADEMY』だ。ここでは、公開講座の「レクチャー」と、公募制のメンバープログラム「スタジオ」を通し、日常に潜む社会問題や個人的な違和感について深く考えていく。2019年11月から、全4回の開催を予定。講師はクリエーターやドラァグクイーンなど、幅広い分野から招聘(しょうへい)されるので、普段とは違った刺激的な発見を得られるだろう。

3. YouTubeで振り返る。

3. YouTubeで振り返る。

True Colors MOVIE』は、『True Colors Festival』の公式ドキュメンタリーシリーズだ。第1弾の演目であったイル・アビリティーズによる『True Colors DANCE』をはじめ、『True Colors Festival』公式アンバサダーのインタビューなども掲載されている。超人的なパフォーマンスの根底に秘めた、彼らの思いや哲学に触れてみよう。

4. 友達になっておく。

4. 友達になっておく。

『True Colors Festival 』のイベント情報を一つも見逃したくない人は、公式のLINEアカウントを友達に追加しておこう。演目情報が随時発信されるのはもちろん、アクセシビリティサポートのあるチケットの先行発売や、特別体験付きの公式アカウント限定チケットなどを予約することも可能。また、会場で毎回ポイントを獲得できるスタンプカードのシステムもあり、ポイントをためていくと特典がもらえるというサービスもある。その後も5ポイント、10ポイントなどのタイミングで様々な特典が用意されているので楽しみにしていてほしい。ポイントを得られるQRコードは会場の至る所にあるので、足を運んだ際は隅々までよく見ておこう。

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