Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

今日しかできないこと

タイムアウト東京が注目する今日開催の展覧会やギグ、パーティーなどを紹介

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  • Things to do
  • 芝公園

東京タワー真下のオープンエアな空間に、ビアガーデンならぬ「ハイボールガーデン」が今年も開催中だ。 会場はフットタウン屋上と1階正面玄関前の2つに分かれており、好みのスタイルでハイボールが楽しめる。フットタウン屋上では、マザー牧場人気ナンバーワンメニューのジンギスカンと、ハイボールをはじめ各種アルコールやソフトドリンクが、120分食べ飲み放題で楽しめる。 1階正面玄関前では、キンキンに冷えたジョッキに注がれるサントリー最高品質の「頂店ハイボール」や、東京タワーのライトアップをイメージしたブラッドオレンジの「東京タワーハイボール」など、さまざまなハイボールが揃う。 フードは、頂店ハイボールと相性抜群のから揚げとクリスピーポテトが入った「頂店コンボ」を始め、マザー牧場名物の自家製ベーコンとソーセージが楽しめる「マザー牧場コンボ」、かぶりつきたくなる「ガブうまハムカツ」など、ハイボールや生ビールにぴったりのメニューが充実している。爽やかな夜風を感じながら、最高品質のハイボールを堪能してみては。 ※「TOKYO TOWER ”CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」は1階正面玄関前にて/2024年4月18日~10月6日 16~22時(土・日曜・祝日は12時〜)/L.O.21時30分 ※「TOKYO TOWER”ROOFTOP”HIGHBALL GARDEN」はフットタウン屋上にて/4月11日~10月14日 17~21時30分(L.O.21時)/食べ放題料金は5,800円、未成年(中学生以上)3,800円、小学生2,800円、4〜6歳1,800円、3歳以下は無料

  • アート
  • 品川

写真家の石塚元太良(いしづか・げんたろう)が、自身のアートブック「Gold Rush Alaska」の出版と連動した個展を、「KOTARO NUKAGA 天王洲」 で開催する。 石塚は1977年、東京都生まれ。近年は、暗室で露光した印画紙を用いた立体作品や、多層に印画紙を編み込んだモザイク状の作品など、写真表現における空間性の再解釈を試みている。2022年にアーツ前橋で開催された「潜在景色」での展示も注目を集めた。 「Gold Rush Alaska」は19世紀末のアメリカ、アラスカに起きた「ゴールドラッシュ」という現象を「歴史として彫塑する」作品シリーズだ。ドイツの出版社、シュタイデル(Steidl)によるダミーブックアワード「Steidl Book Award Japan」で2016年にグランプリを受賞し、同社から出版が決定した。 本展では、未発表の写真作品14点と、イメージを立体化した写真彫刻3点を展示予定だ。 ※11時~18時/定休日は日・月曜・祝日/入場無料

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  • レストラン
  • 高尾山

標高約500メートルにあり、都心が一望できる高尾山で「春のビアガーデン」と「高尾山BBQマウント」が同時開催中だ。 春のビアガーデンでは、限定ビールや4種の生ビールが飲み比べができるほか、ハイボール、各種サワー、カクテル、ワイン、日本酒、焼酎や果実酒など、バラエティー豊かなメニューが90分飲み放題。ソフトドリンクだけの飲み放題プランも準備されており、酒が飲めなくても十分に楽しめるだろう。 「春野菜の天ぷら」や、「新じゃがといんげんのジェノベーゼピザ」などの季節メニューだけでなく、唐揚げやカレーなどの定番メニュー、子どもも大人もワクワクするチョコファウンテンやカットフルーツも食べ放題だ。 高尾山BBQマウントでは、デンマークのCASUSGRILL社製のグリルを日本初導入。プレミアムセットではブランド豚の「米澤豚一番育ち」や「和牛ステーキ」などを食すことができ、飲み放題プランでは、「ハートランド」や「マルエフ」をはじめとしたビールが飲み比べできる。予約優先なので、事前に予約することをおすすめする。 登山で汗をかいた後の別格のビールを味わってほしい。 ※11〜17時(最終受付はビアガーデン15時30分、BBQマウント15時)/料金はビアガーデン 3,900円、65歳以上3,700円、中学生2,500円、小学生1,500円、3歳〜小学生未満500円/BBQマウント プレミアムセット(中学生以上)5,000円、スタンダードセット(中学生以上)4,200円、キッズセット(小学生まで)1,500円

  • アート
  • 用賀

約100年前に思想家の柳宗悦が説いた民衆的工藝、民藝。「衣・食・住」をテーマに、日々の生活の中で用いられてきた品々を約150点を展示する。 かつて柳は陶磁・染織・木工などあらゆる工芸品から絵画や家具に至るまで、世界各地で収集をしていた。その中で無名の職人が作る民衆の日用雑器の美に関心を抱き、1925年には「民藝(民芸、みんげい)」という新語を作り、共鳴する仲間たちと民藝運動をはじめた。 「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」では、着物、食器、ほうき、家具など日常生活の中にある品々に、柳の視点から見いだされた民藝美をひもといていく。 現代のライフスタイルと民藝を融合させた「これからの民藝スタイル」を提案するインスタレーションも展示。そのほかに「民藝フィルムアーカイブ上映会」や、講演会、トークイベント、公開制作なども行われる。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。 洗練された民藝美を体験しに出かけてみては。 ※10~18時(入場は閉場の30分前まで)/ 休館日は月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)/料金は一般1,700円、65歳以上1,400円、高・大生800円、小・中学生500円、未就学児無料(予約不要)

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  • レストラン
  • 信濃町

東京で緑に囲まれながらビールが飲める明治神宮外苑の「森のビアガーデン」が、今年も開催する。 牛肉や豚肉、オーストラリア産味付けラム肉、脂もおいしい豚バラ肉、ロングソーセージなどが用意され、2種類のたれ「BBQ」と「ジンジャー」で味わえる。エダマメや焼きそば、焼きおにぎりなど、酒に合うフードで食欲がそそられる。 例年導入しているプレハブ型の冷蔵庫を、今年は2台から4台に増設。冷蔵庫にはタップが設置されており、自分自身でビールを注ぐスタイルになっている。 生ビールは7種類あり、「キリン一番搾り」「ハートランド」「ブラウマイスター」などが並ぶ。加えて、ハイボール、プレーンサワー、レモン杯、ワイン(赤・白)、ソフトドリンクも用意。1日では飲み切れないほどドリンクメニューが豊富なので、飲み過ぎに注意しよう。 ウェブ予約ではオンライン決済システムが利用でき、受付で待つことなくスムーズに入場できる。1000人収容の大きな会場だが、人気があるので早めの予約がおすすめだ。緑に囲まれた開放的な雰囲気の中で、心も腹も満たされるだろう。 ※16時30分〜22時(土・日曜・祝日は12時〜22時30分)、L.O.は21時/7月20日〜8月31日は14時30分〜22時30分(土・日曜・祝日は12時〜22時30分)、L.O.は21時30分/料金は5,880円、中学生~19歳5,000円、小学生2,800円、4歳~小学生未満1,800円、3歳以下無料 (2時間制)

  • アート
  • 丸の内

1966(昭和41)年、丸の内の「帝劇ビル」最上階にオープンした「出光美術館」は、中国陶磁や青銅器、古唐津、仙厓(せんがい)の絵画など、良質なコレクションによる開館記念展を皮切りに、数多くの展覧会を開催してきた。 2025年1月からビル建て替えのため休館するのを前に、四期・約半年にもおよぶコレクション展が開幕。I期では、58年前の開館記念展を改めて振り返りながら、当時の展示室を彩り、今も出光コレクションを象徴し続ける作品の数々を紹介する。 近年も、アメリカの著名な日本美術コレクターから、伊藤若冲をはじめとする至宝の数々を継承するなど、同館のコレクションは質・量とも目を見張るものがある。網羅的に楽しむことのできる希少な機会なので、ぜひ4つの展覧会へ定期的に足を運んでほしい。 ※10~17時、金曜は19時まで(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)/料金は1,200円、学生800円、中学生以下無料(要保護者同伴)

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  • アート
  • 多摩地域

ハンセン病療養所「国立療養所多磨全生園」における絵画活動を通史で紹介する初めての展覧会。 1923年に第一区府県立全生病院(現・多磨全生園)で行われた「第壱回絵画会」を筆頭に、戦時中に結成された絵画サークル「絵の会」の活動など、111点の絵画作品(文献含め231点)を紹介する。 さらに戦後、東京都美術館で開催された美術団体展に入選した描き手の作品も公開。 ハンセン病患者・回復者に対する強制隔離という苦難の状況において、絵画活動は描き手と社会をつなぐものになっていた。彼らは絵を通じて、何を感じ、何を思っていたのか、想いを馳せられる貴重な場だ。 2024年5月5日(日)には、アーティストの青柳菜摘による朗読会、6月1日(土)には静岡県立美術館館長の木下直之を招いての講演会も開催される。 ※9時30分~16時30分(入館は閉館の30分前まで)/定休日は月曜・祝日の翌日/入館は無料  

  • アート
  • 丸の内

絵師の河鍋暁斎(1831~89年)と、探検家で好古家、著述家の松浦武四郎(1818~88年)は、幕末から明治期にかけて活躍したマルチタレントとして知られる。「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎」では、近所に住み、信仰も同じだったという2人の交流を通じてこの世に誕生した作品などを展示・公開する。 河鍋は画鬼と呼ばれるほど、あらゆるものを描いた生来の絵師。松浦の古物コレクションをまとめた愛玩品図録「撥雲余興(はつうんよきょう)」の挿図を一部担当。さらには松浦を釈迦に見立てた重要文化財 「武四郎涅槃図」(松浦武四郎記念館蔵)を描いている。 その涅槃(ねはん)図とともに、そこに描かれた「大首飾り」をはじめとする武四郎コレクションの実物(武四郎記念館所蔵品と静嘉堂文庫美術館所蔵品)を同時に展示し、作品を立体的に再現。ほかに、松浦と河鍋を支えた、文化財や古物に情熱を持つ人々との縁についても紹介する。 奇跡のコラボレーションが放つエネルギーを感じに出かけてみては。 ※10~17時(土曜は18時まで、第4水曜は20時まで、入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜、5月7日/料金は1,500円、学生1,000円、中学生以下無料 

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  • アート
  • 恵比寿

恵比寿の「東京都写真美術館」が所蔵する3万7000点超の所蔵作品群から、「時間旅行」をテーマにしたコレクション展を開催。今から100年前の1924年を起点に、「1924年ー大正13年」「昭和モダン街」など、5つのセクションごとに、写真や映像などを紹介する。 同館ならではと言えるセクションが「かつて ここでー「ヱビスビール」の記憶」だ。ビール醸造所があった同地の記録写真や、明治・大正・昭和初期の広告ポスター、そして1990年に工場が解体されていく姿を捉えた宮本隆司のシリーズ「建築の黙示録」から、「サッポロビール恵比寿工場」を展示する。 また本展は、1924年に宮沢賢治が刊行した「心象スケッチ 春と修羅」の序文の言葉を手がかりに展開するものでもある。戦前・戦後、そして現代と、時空を超えたイマジネーションの旅を、100年前の詩人の言葉とともに楽しんでみては。

  • アート
  • 駒場東大前

駒場の「日本民藝館」で、明時代末期の中国・景徳鎮民窯(けいとくちんみんよう)において日本への輸出品として作られた古染付(こそめつけ)約50点をまとめて展示・公開する。 同館は、思想家の柳宗悦(やなぎ・むねよし)が明治から昭和にかけて収集した陶磁器や染織、漆芸、絵画などのコレクションを展示し、国内外から人気を集める美術館だ。多くの茶人たちにも愛された古染付を、柳は「真に染付としての生命がよみがえっている」と、賛美している。 古染付の魅力は、多様な形と、のびのびと描かれたユーモラスな絵付けだろう。草木や動物、人物などの表情は、現代の私たちも思わず笑ってしまう素朴な味わいがある。今でも骨董(こっとう)店などで売買されている中国の古染付。まずはどんな形や図柄があるのかを楽しみに、足を運んでみてほしい。 ※10~17時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜/料金は1,200円、学生700円、小・中学生200円

  • アート
  • 価格 0/4
  • 清澄

海外での展開も含め、さらなる飛躍とポテンシャルが期待できる国内の中堅アーティストを対象とした、トーキョーアーツアンドスペースと東京都が主催する現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award (TCAA)」。第4回の受賞者であるサエボーグと津田道子による個展が、「東京都現代美術館」で開催される。 両者は「身体」を一つの起点として、作品制作と身体表現の実践を行き来することで、その独自の表現を発展させてきた。隣り合う2つの展覧会は、制作に対する関心もアプローチも大きく異なり、それぞれが独立したものでありながら、展示室内での鑑賞者のふるまいが作品の一部となるという共通点を持つ。 鑑賞を通じて自身に向き合うことで、動物を含む他者との関係性や、社会的に期待された役割などに目を向けることにもなるだろう。 初日の2024年3月30日(土)には、作家らと選考委員が参加するアーティストトーク(要事前申込・先着順・無料)が行われるほか、会期中には展示空間と鑑賞者の身体を架橋する体験につながるようなパフォーマンスなども開催予定だ。

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