「下谷神社」は、奈良時代に創建された都内で最も古い稲荷神社。「下谷神社大祭」は、「下町で一番早い夏祭り」として知られ、千年以上の歴史を誇る伝統行事だ。2025年は、「本社神輿(みこし)」の盛大な渡御を行う「本祭り」に当たる。
重さ約1トンの「千貫神輿」が台東区の町を堂々と練り歩く「本社神輿渡御」は、迫力そのもの。金箔(きんぱく)をあしらった豪華な造りが目を引き、担ぎ手たちの威勢のいい掛け声が響き渡る。
期間中は約140軒もの屋台が並ぶほか、笛や太鼓のおはやし、奉納舞などの伝統芸能も披露され、地域一帯が祭りの熱気に包まれる。
都会にいながら、古き良き下町の活気に触れられる貴重な機会だ。
※時間は未定/観覧は無料