ジャーナリストの上杉隆と「スーパープログラマー」こと竹中直純をゲストに迎え、生成AI(人工知能)のある社会の可能性と課題を考えるトークイベント「世界目線で考える。特別編 〜生成AIにしかできないこと〜」の第2回目が開催される。
前回は、そう遠くない未来に到来するであろうAIを無意識に使う社会について、さまざまな観点から議論が行われた。ジャーナリズムとメディアの価値はどのように変化するかから、生成AIが持つ潜在的な脅威、さらには生成AIが人生のパートナーになる可能性、魂や意識は宿るのかに至るまで、幅広いトピックを掘り下げ、興味深い示唆を来場者にもたらした。
続編では「AIと創造」にスポットを当て、前回からさらに進んだAIを取り巻く現状のアップデートを行いながら、AIの浸透した未来を探る。
モデレーターは、ORIGINAL Inc. 代表取締役でタイムアウト東京代表の伏谷博之が務める。
登壇者
上杉隆
東京都出身。株式会社AIソリューション京都ほか、24社の設立に関わったシリアルアントレプレナー。1999年ニューヨークタイムズを皮切りに世界中でジャーナリズム活動を開始。ベストセラー「官邸崩壊」など著書多数。テレビ・ラジオでレギュラー出演も多い。僧侶、プロデューサーなどマルチに活動する実業家でもある。2012年、AI関連情業などを展開する企業NOBORDERの代表を務め、各国の最新AIトレンドもいち早く発信している。X(旧Twitter)のフォロワー数は28万人。
竹中直純
福井県敦賀市出⾝。ソフトウェアプログラマ。1997年digitiminimi社を設⽴、ネット初期に坂本⿓⼀とのネットライブ、村上⿓とのウェブ⼩説配信を⾏い、00年代には⾳楽配信、電⼦書籍、テキスト検索、電⼦通貨の技術開発と構築。10年代以降にはそれら事業会社(OTOTOY,BCCKS,Brazil)の発展的運営を⾏っている。近著に村井純との共著「DX時代に考えるシン・インターネット」がある。
ORIGINAL Inc. 代表取締役、タイムアウト東京代表
島根県生まれ。関西外国語大学卒。大学在学中にタワーレコード株式会社に入社。2005年 代表取締役社長に就任。同年ナップスタージャパン株式会社を設立し、代表取締役を兼務。タワーレコード最高顧問を経て、2007年 ORIGINAL Inc.を設立。代表取締役に就任。2009年にタイムアウト東京を開設。観光庁アドバイザリーボード委員(2019-2020)のほか、農水省、東京都などの専門委員を務める。