今和泉隆行と三文字昌也によるアジアの都市をテーマにした企画展がシブヤサンで開催。今泉は7歳の頃から、実在しない都市の地図を描いており、空想地図作家として活動している。三文字は国内外の都市計画を研究対象としながら、自ら商店や屋台を営む都市デザイナーでもある。
二人はアジアの都市を訪れる中で、何気ない風景から人々の営みや歴史、制度の背景がにじみ出ているのを感じ取ってきた。今回の展示はコロナ禍で海外へ行けない時期に、そうした体験を少しでも味わってほしいという思いから、二人が描くまちかどのイラスト『都市透視図』を通じて、アジアの都市体験に迫る試みとなる。
2021年3月20日(土・祝)には今泉、三文字の両人が参加するトークイベントが予定されている。本人たちの言葉を聞いて改めてイラストを眺めれば、また見方も変わるかもしれない。