1. 大井蔵王権現神社
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. 大井蔵王権現神社
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  3. 大井蔵王権現神社
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  4. 大井蔵王権現神社
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大井蔵王権現神社

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タイムアウトレビュー

「大井」という地名そのものを生み出した「大井蔵王権現神社」は、大井町駅から歩いて5分、にぎやかな商店街の喧騒(けんそう)を抜けた、ビルの谷あいに静かにたたずんでいる。決して大きな神社ではないが、地元に住んでいると思しき人たちが歩を止めて拝んでいくのが印象的だ。

創建は平安時代ごろ。境内には、かつてこの辺りの地名「権現台」の由来となった歴史の痕跡が残る。奥殿には1793(寛政5)年に造られた石堂が、数度の遷座(せんざ)を経た今も受け継がれている。

御祭神は、建速須佐男命(すさのおのみこと)・金山毘古命(かなやまひこのみこと)・金山毘売命(かなやまびめのみこと)の3柱。金運・勝ち運のご利益で知られ、東急線沿線の御朱印巡り「花御朱印」の対象社としても人気が高い。月替わりで授与される花手水の御朱印の内容は、公式Instagramで確認できる。

大井町の住む人々に「ごんげんさま」と親しまれている同神社が最大の盛り上がりを見せるのは、毎年4月の第3土・日曜日に行われる例大祭「天狗祭り」である。

江戸時代にはやった疫病や火事からこの地域の人々を守った神社のてんぐへの感謝を元に生まれた伝説を基に、1995年ごろに地元有志が始めた祭りで、巨大なてんぐの顔が鎮座するみこしを、おしろいを付けた男たちが赤やピンクの長襦袢(ながじゅばん)姿で担ぎ練り歩く。大井町の春には欠かせない風物詩であり、別世界に足を踏み入れてしまったかのような不思議な感覚が味わえるだろう。

胴に彫り物があり、極彩色が施してあるみこしそのものも必見。彫り物は、神社にゆかりのある南北朝時代(1336〜1392年)、後醍醐天皇とその忠臣・楠木正成、正行親子が描かれており、目にしただけでご利益が得られそうだ。

詳細

住所
東京都品川区大井1-14-8
Tokyo
アクセス
JR・りんかい線・東急大井町線『大井町』駅 徒歩5分
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