2005年から池袋を拠点としてスタートした日本発のラテックスブランド「Kurage」は、パステルカラーで安全な「かわいさ」を選ばない。代わりに、洗練された奇妙さをまとった作品を生み出している。
Kurageは、都市に潜むファンタジーの側面を「着られる現実」へと昇華させてきたブランドだ。2025年12月には、ビアンカ・センソリ(Bianca Censori)によるソウルでのパフォーマンスショーに、ラテックススーツなどの衣装を提供し、注目を集めた。

昭和レトロな看板が所狭しと並ぶ一角から、大人だけが入れるスイーツだらけのレジャーホテルまで
「変かわ」を明確に定義しようとすると、その本質を見失う。「奇妙」と「かわいい」の狭間に存在するこの概念は、かわいいの中心からは外れていて、過剰で、奇妙に見えることを恐れない。そして、いびつなものに宿り、人々を引き寄せる強烈な魅力を放っている。
池袋は「変かわ」のエネルギーを他のどの都市よりも堂々とまとっている街だ。駅の東側はアニメ文化を地表にまで噴出させ、西側は東側とは異なるディープさと奇妙な静けさを併せ持つ。
ここでは、他の街ではなかなか出合えない、ひと筋縄ではいかないヴェニューを紹介する。
2005年から池袋を拠点としてスタートした日本発のラテックスブランド「Kurage」は、パステルカラーで安全な「かわいさ」を選ばない。代わりに、洗練された奇妙さをまとった作品を生み出している。
Kurageは、都市に潜むファンタジーの側面を「着られる現実」へと昇華させてきたブランドだ。2025年12月には、ビアンカ・センソリ(Bianca Censori)によるソウルでのパフォーマンスショーに、ラテックススーツなどの衣装を提供し、注目を集めた。
昭和時代の熱に浮かされた夢のような場所が、南池袋にはある。写真家やグラフィックデザイナーが巡礼のように訪れる熊野町交差点の一角「熊野町レトロ」には、昭和レトロな看板やオブジェが所狭しと並んでいる。
はがれかけた塗装や、歳月を経て色あせた文字。かつては人々の目を引くための大胆な配色が、時代の移り変わりを経て、再び新鮮なものとしてよみがえる。現代の均一化された街並みに、鮮烈なインスピレーションを投げかけてくる場所だ。
「あの人のような着こなしをしてみたい」という気持ちを引き出してくれるアイテムが揃うのが「PAT MARKET IKEBUKURO」だ。店内には、日本のビンテージや「Y2K」、「ゴスロリ」から海外セレクトピースまで幅広いアイテムが揃う。
「HYSTERIC GLAMOUR」「Vivienne Westwood」「h.NAOTO」「TSUMORI CHISATO」といった、強いアイデンティティーを持つブランドが充実。既存のスタイルに捉われず、自分だけのワードローブを自由に作り上げる楽しさに夢中になれる一軒だ。
2026年3月18日にオープンした、巨大なクッキーやチョコレートバーが配されたキッチュな外観が目を引くレジャーホテル「スイーツホテル池袋店」。客室には、巨大なダークチョコレートの貝殻を形どったベッドで眠れる部屋もある。
屋上では、メリーゴーラウンドやペダル式のミニコースターに乗れ、その世界観は単なるコンセプトの域を超えている。ヘンゼルとグレーテルもこの場所を気に入るに違いないが、厳格な入場ポリシーにより、利用できるのは大人のみだ。
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