銀座アクセシブルマップ
Photo: Time Out Tokyo

「銀座アクセシブルガイドマップ」(日本語版)の第2号をリリース

ベビーカーや車いす、大荷物を持った人でも楽しめる銀座を紹介

編集:
Genya Aoki
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タイムアウト東京は2023年12月15日(金)、「銀座アクセシブルガイドマップ」(日本語版)の第2号を発行した。これは、銀座インフォメーションマネジメント(GIM)と提携し、2021年3月にリリースした第1号をアップデートしたものだ。今号では、紹介ヴェニュー数を従来の25軒からさらに2軒増やしたほか、銀座エリアにおける優先駐車場の案内も追加した。

前号に引き続き、同マップの監修を担当したのは、独自の目線でバリアフリーコンサルティング事業を行う大塚訓平(NPO法人アクセシブル・ラボ代表)。前号で好評だった銀座のバリアフリー(多目的)トイレ案内をはじめ、災害時の一時滞在施設なども含めながら、誰もが安心して、銀座を楽しく散策できる内容にしている。

レストランやショップ、バーなど、各ヴェニューの紹介部分にはピクトグラムを掲載。バリアフリートイレ、ベビーシート、入り口における段差の有無などが一目で分かるようになっている。

中でも、優先駐車場に注目してほしい。銀座には、大型商業施設を中心に車いす使用者用駐車場が整備されている。 自走式だけでなく、機械式であっても内部のスペースが広く、フラットになっており、安心かつ安全に乗降可能だ。

銀座アクセシブルマップ
Photo: Kisa ToyoshimaGINZA SIXの機械式駐車場
優先表記になっていなくても内部がフラットなら乗降できる場所もある。車高制限が設けられている駐車場もあるため、事前に問い合わせるとより安心だ。

前回好評だったバリアフリートレイのピクトグラムは今回も「R(右)」と「L(左)」とアプローチの種類を2種表記した。その理由も同ガイドマップ内で解説している。ぜひこの機会にその理由を知って、考えてみてほしい。

MASIA
Photo: Kisa Toyoshima三つ星レストランでの在籍経験を持つシェフのマテウ・ビジャレットが手がける話題のモダンスパニッシュ「MASIA」。季節感あふれるカタルーニャの伝統料理を現代的なスタイルでアレンジしたメニューが楽しめる

美食の街・銀座の多様性と独創的な食シーンが感じられるニューオープンのレストランやバーをはじめ、話題のスポットを網羅する街歩きガイドとしても一流だ。ぜひ、同マップ片手に銀座散策を楽しみ、アクセシブルな銀座をどんどんシェアしてもらえるとうれしい。

同マップは銀座エリアを中心に、羽田空港などでの順次配布を予定している。

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  • Things to do

タイムアウト東京は、銀座インフォメーションマネジメント(GIM)と提携したガイドマップ『銀座 アクセシブルガイド』(日本語版)を2021年3月5日(金)に発行した。これは、2019年7月にリリースした『ALL-ACCESS GINZA Your guide to accessible, barrier-free Ginza』(英語版)を日本語版としてアップデートしたものだ。

  • Things to do

創業100年を超える老舗商店やハイブランドが軒を連ねる大人の街、銀座。コロナ禍で外国人の姿は少なくなったが、2020年の銀座駅大規模改装のほか、2021年には銀座ライオンビルが登録有形文化財に指定されるなど、伝統と革新が同居した街の魅力は深まるばかり。

本記事では、注目のニューオープンから、知る人ぞ知る穴場、おすすめのバーやアートスポットまで銀座を大特集する。

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