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東京、タダで癒される8つのこと
マインドフルネスを実践する
確定申告に年度末の決算、さらには花粉も舞い降りて、何かと疲労しがちなこの時期。溜め込んだ疲れは早めに撃退したいものだが、家で寝てばかりでは気分も冴えない。財布の口を開かず、気軽にリフレッシュしたいという人こそ、外へ足を踏み出すのが得策だ。無料の足湯や座禅体験、オルガンコンサートなど、本特集が紹介する魅力的な8選を参考にしてほしい。
心の声を聞く。
香林院
ストレスや疲れが溜まっているという人には、心休まるひと時が必要だ。広尾にある臨済宗(りんざいしゅう)の寺、香林院では、月~金曜日の7時からと、日曜日の17時から、約1時間にわたり無料の座禅会が行われている。予約は不要、時間までに来れば誰でも参加可能だ。広尾駅から徒歩5分というアクセスの良さと、出勤前などに立ち寄れる気軽さが嬉しい。毎週金曜日の10〜12時には、写経、写仏会も行われている。
優雅な午後を過ごす。
東京オペラシティ
初台駅直結の複合文化施設。施設内にはオフィスや、コンサートホール、劇場、美術館のほか、豊富な飲食店やショップが入る。シューボックスタイプのコンサートホールでは、月に数回、入場無料のランチタイムコンサートを開いている。天井が高く、木造の木の香りや自然光が心を和ませてくれる癒しの空間で、その音響設備には定評がある。開催スケジュールはウェブサイトをチェックしよう。
足から温まる。
こもれびの足湯
小平市にある無料の足湯施設。深さ250mの井戸にから汲み上げられた地下水を、ごみ焼却炉の余熱で温めてつくった湯に浸かることができる。女性用の更衣室が完備されているほか、武蔵野美術大学の学生がデザインした手ぬぐい(200円)とタオル(100円)も販売しているので、手ぶらで出かけても楽しめる。
フワフワをなでる。
碑文谷公園 こども動物広場
碑文谷公園のこども動物広場は、小学生以下の子ども連れにぴったりの場所だ。入場無料で、モルモットやウサギ、犬、ポニーなど、様々な動物と触れ合うことができる。ポニーは、乗馬1回につき200円がかかるが愛くるしい姿に、大人も癒やされることだろう。動物たちに迷惑がられないよう、優しく触ってあげよう。乗馬場の側にある池のボートも、一隻につき30分100円で楽しめるのでおすすめだ。
ローマ式を取り入れる。
湯の浜露天風呂
都内から行ける小旅行先、新島にある露天温泉。なぜか古代ローマ遺跡をモチーフにした施設は、その本格的なしつらえに驚かされる。全部で大小6つの湯があり、水着を着て入れる混浴温泉となっている。24時間営業なので、夜は満点の星空の下、贅沢な夜景を楽しむこともできる。これが無料とは、ローマ人もびっくりだろう。
ソファ席から一望する。
キャロットタワー展望フロア
26階建てのビルの最上階に位置する、入場無料の展望フロア。約30のソファー席が置かれ、ベイブリッジなどをのんびりと望むことができる。展望レストランからは、東京タワーや、お台場などが良く見える。天気の良い日には、絶景を狙うカメラマンの姿も多い。
オルガンの音に浸る。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
前身の関口教会が東京大空襲で焼け落ちた後、1964年に丹下健三(たんげ・けんぞう)の設計でよみがえった大聖堂。聖堂では、月に1回パイプオルガン演奏が無料で公開されている。パイプオルガンは、教会にあるものとしては国内最大で、高さ40mの巨大な聖堂内に反響する美しい音色は必聴だ。1月、8月は休みで、原則毎月第2金曜日の19時00分〜19時45分に開催だが、詳しい日程はウェブサイトを確認してほしい。
爽やかな風を感じる。
パレスサイクリングコース
日比谷公園入り口の祝田橋交差点から皇居北側の平川門までの内堀通り沿いを走る、往復約3kmのコース。日曜日のみ自転車向けに特別開放され、コース内を自由にかけることができる。自転車は持参する必要があるが、緑溢れるコース走る爽快感は格別だ。無料の自転車教室なども行われている。