万博記念公園
写真提供:大阪府

万博記念公園エリア、ご近所ガイド

「太陽の塔」が有名なエリアのおすすめスポットを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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大阪府北部の北摂エリアにある「万博記念公園」は、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した公園だ。広々とした園内には、大阪万博のテーマ館の一部として岡本太郎がプロデュースした高さ約70メートルの「太陽の塔」が設置されているほか、のんびりできるスポットも整備されている。

ここでは、そんな万博記念公園がある北摂エリアで訪れたいヴェニューを紹介。「ファーマン キッチン マーケット」で手に入れたサンドイッチを持って万博記念公園を散策するのもいいし、ちょっと足を延ばして、ふわふわのスタッフが働くカフェで一休みするのも最高だ。大阪市内とはまた少し雰囲気の違った同エリアの散策を楽しもう。

新大阪駅から万博記念公園までのアクセスは、電車で約1時間。大阪国際空港(伊丹空港)からの場合は、大阪モノレールで30分ほどだ。

  • Things to do

万博記念公園

1970年に開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」の跡地を整備した公園。敷地は自然文化園と日本庭園の2つのエリアに分かれており、岡本太郎による「太陽の塔」のほか、「大阪日本民芸館」「国立民族学博物館」などの文化施設、アスレチックが楽しめる遊具などがある。

太陽の塔の内部は、大阪万博閉幕後、長い間扉を閉ざしていたが、2018年3月より一般公開されるようになった。塔内では、復元された「地底の太陽」や、高さ約41メートルの「生命の樹」などを見ることができ、岡本太郎の偉大さを改めて感じることができるだろう。内部見学は予約優先で、こちらから予約することができる。

また、園内に残る「EXPO'70 パビリオン」は大阪万博で人気を博したパビリオンの「鉄鋼館」を利用した施設。「スペースシアター」では、当時の最新技術による音楽とレーザー光線によるショーが行われていたそう。その時代をほうふつとさせるダイナミックな演出には、タイムスリップした気持ちになれるはずだ。

  • レストラン

ケンタッキーフライドチキン ららぽーとEXPOCITY店

全国でも数少ない、時間制ビュッフェスタイルの店舗。定番の「オリジナルチキン」をはじめ、サラダやスープ、デザートなど、バラエティー豊かなメニューが食べ放題で楽しめる。

料金は80分制のドリンクバー付きで、平日ランチタイムは中学生以上2,280円(以下全て税込み)、小学生1,080円、小学生未満540円から。3歳以下はランチ・ディナータイムを問わず無料だ。オリジナルチキンの全部位を食べ比べするという、普段は叶わない夢の体験を堪能したい。チェーン店でありながら個性が光る店舗に足を運ぼう。

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  • ショッピング

ファーマン キッチン マーケット

日本最初の大規模ニュータウンとして、1960年代に多くの人が移り住んだ千里ニュータウン。そんな緑が多く、自然と建築物がゆとりを持って配置された住宅街に、2015年にオープンしたのが青果店「ファーマン キッチン マーケット(FARMAN KITCHEN MARKET)」だ。

この店は、店主の出身地である島根県で中学の恩師が作る有機野菜販売からスタート。今では九州から北海道までさまざまな農家と契約して商品を取り揃えている。

夏の定番は島根の牛乳を使った無添加ソフトクリーム、冬には食べ歩きにぴったりな焼き芋が人気だ。毎週土曜日は「サンドイッチの日」で、島根県産を使った「鯖サンド」や自慢の「フルーツサンド」などが次々と売れていく。ほかにも「サラダボウル」や「お弁当」なども販売する。万博記念公園が近いので、ここでテイクアウトし、公園内でランチというのもいいかもしれない。

  • ミュージアム

国立民族学博物館

世界旅行の夢を気軽にかなえられるのが「国立民族学博物館」。「万博記念公園」の敷地内にあり、「みんぱく」の愛称で親しまれる同館では、多様な民族や文化の歴史を深く学ぶことができる。

「地域展示」と「通文化展示」という2つが、同館の展示の大きな特徴。オセアニアから東回りに各国を回って日本へ到着する構成をとる「地域展示」では、その圧巻のボリュームに驚くこと間違いなし。一方の「通文化展示」では、「音楽」や「言語」など特定のジャンルからバラエティーに富む民族文化が体感できる。電子ガイドが無料なのもうれしい。

各展示はヨーロッパからアフリカ、アジアの諸地域まで網羅しており、何時間いても飽きることがないだろう。

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  • Things to do

源気温泉 万博おゆば

関西屈指の広さを誇る露天風呂と、地域最大級の「高濃度炭酸泉」が人気の「源気温泉 万博おゆば」。源泉の「万博温泉」は療養泉に認定され、露天風呂の「大露天七変化の湯」「大地の湯」や、内湯の「なみなみの湯」「いっぷくの湯」「怒濤の湯」など、種類も豊富。サウナや岩盤浴もあり、男湯では塩サウナが体験できる。サウナでは毎日男女共にロウリュを実施中だ。

館内には、レストラン「鶴亀~TSURUKAME~」や理容室「きれい屋」、アロマオイルトリートメントやあかすりを行う「リラクゼーション ホットフィンガー」を併設。館内の混雑状況は、公式ウェブサイトで確認できるので、「万博記念公園」の帰りに立ち寄るのもいいかもしれない。心身ともにリラックスしよう。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店

ルーク・カフェ

ローストラボや、国内唯一のプロとして活動をするモダンタンゴ専門の木管四重奏団も運営するクレモナラボ社が営むコーヒー専門店。希少な豆としても有名な「コピ・ルアク」を一年中楽しめることでも知られており、遠方からも多くのコーヒー好きが訪れている。

焙煎(ばいせん)士の久保田ひかり自身も木管四重奏団の一員として活動しており、火力を上げたり、火を止めたりするタイミングを音で判断する「耳焙煎」ができるのも、絶対音感を持つ音楽家ならでは。高度な技術が必要とされる豆のブレンドは、異なる楽器の音を気持ち良く重ねていくように、さまざまな国の豆を立体的に組み合わせているそう。

そしてもう一つ、忘れてはいけないのが、マイペースに働くふわふわのスタッフ(看板猫)だ。このゆるっとしたピースフルな空気感を作り出せるのは、彼らだからこそ成しえる技といえるだろう。タイミングが合えば、目の前で演奏をしてもらうこともできるとのこと。コーヒーと音楽、そして看板猫。この3つが交わるからこそ生まれる空間には、絶対的な安心感と、心地よい時間が流れている。

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  • レストラン

ヘルシーフィールド キッチンケント

商業施設内では全国初の「かるしお認定定食」を提供する健康食レストラン。「かるしお」とは、「塩を軽く使っておいしさを引き出す」という国立循環器病研究センターが推奨する減塩の新しい考え方だ。

「鱈と豆腐の蒸し物定食」「鶏肉のカシューナッツ炒め定食」「鶏つくね味噌焼き」などの「かるしお定食」や、ランチの「大人の食育 栄養士さんのKENTOごはん」、人気の「KENTO ヘルシーセット 8種」をはじめとしたメニューは、彩り豊かな野菜がたっぷりだ。テイクアウトは3種類で、おかずのみでも注文できる。

「ヘルシー」をテーマにした料理は、食生活を見直すきっかけになるかもしれない。月替わりの健康的な「かるしお定食」を味わおう。

  • ミュージアム
  • アート&デザイン

奥内陶芸美術館

大阪府豊中市の住宅街にたたずむ私設の美術館。大理石に覆われた空間には、近・現代の陶芸品や絵画などを中心に、1000点以上の美術品が所蔵されている。

1階のメイン展示室には、河井寛次郎や富本憲吉、北大路魯山人といった名匠の作品がずらり。つぼや皿、茶わん、花器など技巧を凝らした名作とじっくり向き合える。注目したいのが、陶芸家の濱田庄司に焦点を当てた展示室だ。約50点の作品が展示され、中でも「黒釉柿流大鉢」の輝きが美しい。葛飾北斎や喜多川歌麿の作品が飾られた浮世絵のコーナーへも足を運ぼう。

2階の展示室は、絵画やデッサンなどにフォーカス。アンドレ・ボーシャン、モイズ・キスリングなど、多様な作品が堪能できる。パブロ・ピカソのエロチカシリーズのデッサンといった貴重な展示品は必見だ。まるで個人の邸宅を訪れたかのような雰囲気の中で、美の世界を楽しみたい。

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  • アート

インフォレスト すいた

2022年3月にリニューアルオープンした、大阪府吹田市の情報を発信する施設。食・仕事・スポーツなどに従事する「すいたの人」や「アート」をテーマに掲げ、地域に根ざしたイベントや展示を定期的に開催する。

同館で一番に目を引くのが、吹田市の駅員や小学生など実在する市民を描いた巨大なアートワークだ。生き生きとした人々の表情から、同市の魅力が伝わってくる。壁には市役所で実際に使用している申請書が貼られ、この地域が大切にしてきた市民の暮らしを表現している。新鋭のアートカンパニーのOVERALLsが、館内の壁画を担当した。

館内では、「万博記念公園」に立つシンボルの「太陽の塔」や、吹田市のイメージキャラクター「すいたん」のグッズを販売。月替わりで実施されるフェアも見逃せない。また、不定期で地元の野菜を扱うマルシェでは、大阪都心から電車で15分の距離で採れる新鮮な野菜も購入できる。吹田市の魅力を体感するならばぜひ訪れたい場所だ。

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