「AKIRA」の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド

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🄫1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
Photo: The Sound of Akira
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タイムアウトレビュー

日本科学未来館の3階常設展示「零壱庵」で、大友克洋監督の名作アニメーション映画『AKIRA』に焦点を当てた展示が1年間公開。

今回の展示は『AKIRA』の「音(音楽、セリフ、効果音)」に注目している。『AKIRA』の音楽を作曲した芸能山城組の山城祥二は、「サウンドモジュール」という方式を考案し、世界中のさまざまなコミュニティーを巡るフィールドワークで収集した、民族の祈りの声や楽器を用い、それまでの映画音楽にはなかった音世界を成立させた。

展示では、3面にプロジェクターで投影する映像によって制作背景が紹介されるほか、山城自身が設計した可聴域以上をも再生可能な6台のスピーカーによる迫力のサラウンドを体感できる。約15分間の映像体験と『交響組曲AKIRA』より楽曲を紹介。『AKIRA』ファンには見逃せない展示だ。

入館は、オンラインによる事前予約が必要。

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