Hakkeijima Hydrangea Festival
Photo: Yokohama Hakkeijima Corporation

2024年6月にしかできないこと

食・アート・音楽など、6月開催のイベントを紹介

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  • Things to do
  • 天王洲

「ジブリパークとジブリ展」が、天王洲の「寺田倉庫」にあるB&C HALLとE HALLで開催される。ジブリパークの制作の裏側を紹介する展覧会として、宮崎駿の息子でジブリパークの監督を務める宮崎吾朗のスケッチや、多数の資料・模型を展示していく。 ジブリパーク内の「ジブリの大倉庫」にある「千と千尋の神隠し」の名シーンを模した立体展示が、本展でも特別に再現される。カオナシの横に座りながら、主人公の千尋になった気分をここで体験できるのがうれしい。ジブリの大倉庫内の「にせの館長室」で仕事に没頭する湯婆婆は、展覧会特別バージョンとして登場する。 東京会場では、隣接する水上施設「T-LOTUS M」を昭和の船上レストランに見立てた「昭和食堂船」が出現。「昭和が薫るナポリタ~ン」と「昭和が漂うラ~メ~ン」の2品を、週替わりで提供する(要特典付きチケット)。「コクリコ坂から」をはじめ、昭和を舞台にした作品に思いを馳せながら味わいたい。 ※9時30分~20時(6月28日は15〜20時)、入場は19時まで/9月23日は9時30分〜14時(入場は12時30分まで)/料金は1,900円、中学・高校生1,600円、小学生1,200円、未就学児無料

  • 信濃町

2024年5月8日(水)から9月27日(金)まで「ビアテラス 鶺鴒(せきれい)」がオープン。営業期間中は、東京都指定有形文化財に指定された「明治記念館」本館や緑豊かな美しい庭園で食事を楽しめる。 メニューは国産牛のローストビーフや、料亭の天ぷら盛り合わせなどをラインアップ。明治記念館の庭園をイメージしたオリジナルカクテル「鶺鴒」は、ジンをベースにしており、爽やかな味わいが特徴だ。毎年人気の明治記念館本館限定「ビアホールプラン」も見逃せない。 ※17~22時(フードL.O.21時、ドリンク21時30分)/定休日は土・日曜・祝日

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  • アート
  • 乃木坂

建築家の魚谷繁礼による展覧会が開催。京都をはじめ各都市の構成に関するリサーチをベースに、魚谷が手がけた都市と建築に関する実施プロジェクトについて紹介する。 魚谷は、歴史的街並みが消滅の危機にある京都で、町家だけでなく路地や地割りなどの建築遺構を継承する活動を続けている。例えば「コンテナ町家」は、長屋の一角を鉄骨フレームで覆いコンテナユニットと組み合わせ、路地を残しつつも現代的なニーズに応えた。 多様な手法と現代的な技術を用いて歴史性や地域性に編み込むことで、生きた都市遺構として次の100年に継承し豊かな未来を作ることに注力している。さらに本展では、京都・五條地域で取り壊されることとなった「お茶屋建築」の軸組を、東京・乃木坂に移設して展示。変わりゆく京の街並みのように、別所で再構築することの優位性について来場者とともに考えていく。 ※11~18時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜・祝日/入場は無料

  • アート
  • 青山

「プラダ 青山店」で、アメリカの映画監督でアーティスト、作家でもあるミランダ・ジュライ(Miranda July)の都内初開催の個展「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」か行われている。 最新作「F.A.M.I.L.Y. (Falling Apart Meanwhile I Love You)」は、大型のモニターを使用したマルチチャンネルビデオインスタレーション。ジュライからInstagramを介して与えられる一連のプロンプトに、7人の見知らぬ相手が返信したリアクション動画を、ジュライが無料の編集アプリを使って取り込んで完成させた。 1年にもわたるコミュニケーションを経て完成した本作は、新しい身体言語を通じて、親密さと境界線を模索するユニークな作品と言える。 なお、ミラノにあるプラダ財団の展示スペース「オッセルヴァトリオ(Osservatorio)」でも、ジュライの個展「Miranda July: New Society」が2024年10月14日(月)まで開催中だ。 ※11~20時/入場は無料

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  • Things to do
  • 芝公園

東京タワー真下のオープンエアな空間に、ビアガーデンならぬ「ハイボールガーデン」が今年も開催中だ。 会場は2カ所で、「TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN」は2024年10月6日(日)まで、「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」は10月14日(月・祝)まで。好みのスタイルでハイボールが楽しめる。 フットタウン屋上では、マザー牧場人気ナンバーワンメニューのジンギスカンと、ハイボールをはじめ各種アルコールやソフトドリンクが、120分食べ飲み放題で楽しめる。 1階正面玄関前では、キンキンに冷えたジョッキに注がれるサントリー最高品質の「頂店ハイボール」や、東京タワーのライトアップをイメージしたブラッドオレンジの「東京タワーハイボール」など、さまざまなハイボールが揃う。 フードは、頂店ハイボールと相性抜群のから揚げとクリスピーポテトが入った「頂店コンボ」をはじめ、マザー牧場名物の自家製ベーコンとソーセージが楽しめる「マザー牧場コンボ」、かぶりつきたくなる「ガブうまハムカツ」など、ハイボールや生ビールにぴったりのメニューが充実。爽やかな夜風を感じながら、最高品質のハイボールを堪能してみては。 ※TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN:17時~21時30分(L.O.21時)/料金は5,800円、中学生以上3,800円、小学生2,800円、4〜6歳1,800円、3歳以下無料※「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」16~22時(土・日曜・祝日は12〜22時)/L.O.は21時30分

  • Things to do
  • 六本木

純白をベースに黄金の王冠をデザインしたデッキチェアやパラソル、フォトブースなどで彩られ、華麗なゴールドを体現するシャンパン「モエ・エ・シャンドン」の世界観が演出されたガーデンプールが期間限定で登場した。 東京タワーを望むラグジュアリーな都会のオアシスで、モエ・エ・シャンドンとともに「クラブサンドウイッチ」や「フィッシュ&チップス」、スムージーやかき氷などが楽しめる。 終日のみならず、10時からデイプールとして利用するのもよし、最も日差しの厳しい14時から涼を感じるために飛び込むのよし、18時からのナイトプールとしゃれ込むのもよしの、3部制で展開する。 ※10~22時(1部 10時~13時50分、2部 14時~17時50分 、3部 18時〜21時50分)/料金は終日1万1,000円(各部6・9月 4,000円、7・8月 6,000円)/土・日曜・祝日・8月13〜16日は終日1万7,000円(6・9月の1・3部 6,000円、6・9月の2部と7・8月 8,000円)/6~12歳は上記の半額、5歳以下(幼児用プールのみ)・宿泊客は無料

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  • アート
  • 早稲田

越路吹雪(こしじ・ふぶき、1924~80年)は、宝塚歌劇団のトップスターとして活躍し、退団後は「シャンソンの女王」と呼ばれた伝説のスターだ。その生誕100年を記念した企画展が、東京・新宿の「早稲田大学演劇博物館」で開催されている。 越路は宝塚時代からおしゃれに関心が高く、1953年に初めての海外旅行でフランスを訪れ、パリの舞台やファッションに刺激を受けた。後年に開催していた自身のリサイタルでは「イヴ・サンローラン」のオートクチュールドレスを着こなすなど、憧れの存在であり続けた。本展では、彼女の舞台衣装やアクセサリー、愛用した香水などとともに、当時の映像やポスターなどの資料も展示されている。 1928年に開館した「早稲田大学演劇博物館」は、100万点にもおよぶ国内外の演劇・映像コレクションを所蔵する、非常に珍しく貴重なミュージアムだ。早稲田大学の構内にあり、誰でも訪れることができる。 ※10~17時、(火・金曜は19時まで)/入場は閉場の30分前まで/休館日は5月29日、6月5日・19日、7月3日・17日/料金は無料

  • アート
  • 上野

国内外の現代美術において、書への注目度が年々高まる中、長年にわたり書の美を追求してきた書家の石川九楊(いしかわ・きゅうよう、1945年~)が、「上野の森美術館」を会場に2カ月にわたって大規模な個展を開催する。 会期の前半、6月に開催する「【古典篇】遠くまで行くんだ」では、代表作「歎異抄」「源氏物語」はじめ「李賀詩」「徒然草」「方丈記」「良寛詩」など、日本・中国の古典文学を題材にした作品群を展示。後半の7月に開催する「【状況篇】言葉は雨のように降りそそいだ」では、書は「文字を書くのではなく、言葉を書く表現」と考える石川が研究した、「言葉の表現」としての書を紹介する。 「書は『筆蝕(ひっしょく)』の芸術である」として、書の構造や歴史を読み解き、評論家としても活躍してきた石川。書の創作活動と、日本語論・日本文化論などの執筆活動の双方で最前線の取り組みを続けてきた。会期中には、筆蝕を計測・解析・数値化し音楽にした作品の演奏会や、石川が登壇する講演会も開催される。 ※10~17時(入場は閉場の30分前まで)/休館日は会期中なし/料金は前売り1,800円、当日2,000円、中学生以下無料

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  • アート
  • 多摩地域

ハンセン病療養所「国立療養所多磨全生園」における絵画活動を通史で紹介する初めての展覧会。 1923年に第一区府県立全生病院(現・多磨全生園)で行われた「第壱回絵画会」を筆頭に、戦時中に結成された絵画サークル「絵の会」の活動など、111点の絵画作品(文献含め231点)を紹介する。 さらに戦後、東京都美術館で開催された美術団体展に入選した描き手の作品も公開。 ハンセン病患者・回復者に対する強制隔離という苦難の状況において、絵画活動は描き手と社会をつなぐものになっていた。彼らは絵を通じて、何を感じ、何を思っていたのか、想いを馳せられる貴重な場だ。 2024年5月5日(日)には、アーティストの青柳菜摘による朗読会、6月1日(土)には静岡県立美術館館長の木下直之を招いての講演会も開催される。 ※9時30分~16時30分(入館は閉館の30分前まで)/定休日は月曜・祝日の翌日/入館は無料  

  • アート
  • 横浜

2008年からスタートした、35歳以下のアーティストを紹介する個展シリーズ「BankART Under 35」。今回は公募制で、6人の個展を3期に分けて開催する。 第1期は、掃除道具や植物、料理などを素材に、目に見えにくい対象の生存と適応力に焦点を当て、人間や地球の疲労をユーモアで表現する野口雅俊が、ブルース、生命力、循環するもの、そして去っていくもの、つまり季節ににまつわる作品を発表。「内なる風景」をテーマに長年制作に取り組んでいる易雅静は、セロハンテープや編み袋、樹脂などを使って「自然」にあるかすかな痕跡を捉え、「自然」と「不自然」のバランスを取りながら、「自然」を再構築する。 第2期は、遊戯的な行為と体を手がかりに、暗渠(あんきょ)、ビルの天井裏、古墳、空き地など、都市や建築の周縁的領域にアプローチを試みている阪中隆文が、展覧会場で「地面に足をつけない」というルールを自身に課し、登山ロープや日用品などで空間を構成。もう1人は、自分の髪の毛をセメントで固めてみたり、一日中歩き続けてしゃべり続けてみたりしたらどうなるのか、体当たりのパフォーマンスを行うヤマモトコウジロウという興味深い組み合わせだ。 第3期は、2011年から路上で採集した銅板やブリキ、さびた鉄といった都会の漂流物を素材として、香具師の隠語で金物や明かりを示す造形物である「てっかり」を制作する東亨が決定。絵画という「一場面」での表現をあえて選んで語ることをどのように続けていくのか、また絵画そのもの、絵画自身の迎える結末や、幸福について考え、表現に取り組む泉桐子がラインアップする。 作家の次なるステップアップを目指した展覧会に、足を運んでみては。 ※11〜19時/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は400円(カタログ2冊付き)、中学生以下無料

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