アール・ブリュット
画像提供:るんびにい美術館佐々木早苗 《無題》2008-2012年頃 作家蔵 

2022年11月にしかできないこと

食・アート・音楽など、11月開催のイベントを紹介

編集:
Time Out Tokyo Editors
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  • アート
  • 六本木

武内直子原作の国民的少女漫画『美少女戦士セーラームーン』。同作の連載30周年を記念した大規模展覧会が、六本木ミュージアムでスタートする。原画や秘蔵資料など膨大な展示品に加え、オリジナリティーあふれる展示空間から、長い物語の歴史をたどっていく。 注目は、会場を彩る描き下ろしのイラストや貴重なカラー原画、生原稿の数々。3つの期間に分けて展示され、それぞれの時期によって展示内容が変わっていくのが楽しい。 会場には「没入型体験シアター」を設置。映像とレーザーの特殊効果を用いた空間で美しいカラーイラストが心ゆくまで楽しめる。原稿がきらめき、見る角度によって表情が異なる「ホログラム原稿展示」も必見だ。「コレクション展示」には、設定資料、絵コンテ、グッズ、フィギュア、ミュージカルで使用された衣装などを含む600点以上ものアイテムが並ぶ。同作の「博物館」とも呼べる一大イベントへ足を運んでみては。 ※10〜18時(入場は閉場の30分前まで)/公式イベントページはこちら    

  • アート
  • 渋谷

 アール・ブリュット(Art Brut)に関する展示が「東京都渋谷公園通りギャラリー」と「練馬区立美術館」区民ギャラリー、「府中市美術館」市民ギャラリーで開催。「アール・ブリュット」は、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱された言葉で、今日では広く専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを指す。 タイトルに使われている「かたち」という言葉は、姿や形状、図柄などのほか、物事の様子や状態など幅広い意味を持つ。本展示では、青木尊や稲田萌子、渡邉あやなど国内外で活躍の場を広げる10人の作家を紹介し、絵画や立体などさまざまな作品を通して、身近な素材から制作される多様な表現の「かたち」、さらには創造することの根源的な魅力に迫ろうと試みる。 八丈島への出張イベントも予定されている。展示を通して、表現することにまつわるさまざまな価値観やバイアスについて考えてみては。

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  • アート
  • 六本木

パンデミック以降の時代にあって心身ともに健康である「ウェルビーイング」とは何か、を考える展示が森美術館で開催される。「自然と人間」「日常」「メンタルヘルス」など多様なテーマを美術館で五感を通した生々しい体験として実感することで、本展が鑑賞者それぞれにとって「よく生きること」について考えるきっかけとなることを目指す。 参加アーティストは、ロベール・クートラス、小泉明郎、オノ・ヨーコ。ヴォルフガング・ライプら16人。タイトルの「地球がまわる音を聴く」はオノの作品から採っており、私たちが壮大な宇宙の営みの一つに過ぎないことを想起させるものだ。 さまざまな作品を通して、未来の展望を考えてみては。 ※予約は専用オンラインサイトからでも受け付けている

  • アート
  • 横浜駅周辺

約80万人を動員し話題を呼んだ「うんこミュージアム」を企画する気鋭のクリエーティブチーム「たのしいミュージアム」による展示が開催。横浜の複合型体験エンターテインメント施設「アソビル」2階の「ヨコハマ コースト」に、「てきと〜」と「鉄道」をテーマにした「いいかげん」を楽しむテーマパークが登場する。 会場内は5つのエリアに分かれ、鉄道をモチーフにしたゲームやインスタレーションなど、さまざまなコンテンツがが盛りだくさん。内装も、券売機や改札など本物の駅さながらの空間を演出する。鉄道本来の持つ魅力はもちろん、大人も子どもも日常にある規則や制約から開放される「てきと~」を体感できるだろう。

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  • ステージ
  • 赤坂

人気小説「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ.K.ローリングが、自ら演出家や脚本家とともに創作したオリジナルストーリーを舞台で上演。これまでにロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントの6都市で開催し、東京ではアジア初の公演となる。 ハリー・ポッター役の藤原竜也、石丸幹二、向井理ら3キャストをはじめ、さまざまなキャラクターを豪華キャストが熱演。シリーズ8番目となる物語を観に行こう。2023年5月までのチケットを「ホリプロステージ」または「TBSチケット」で販売中だ。 ※公演日程、出演キャストの詳細は公式ウェブサイトを確認 関連記事『舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」3キャスト主演の石丸幹二にインタビュー』

  • Things to do

3年に1度開催される、世界でも最大規模の芸術祭『越後妻有 大地の芸術祭 2022』が、新潟県南部の越後妻有(えちごつまり)地域で開催される。総合ディレクターを務めるのは、2000年の第1回から就任している北川フラム。過去の開催時に制作された恒久作品と新作が一堂に展示される予定だ。 なお、2022年1月29日(土)〜3月13日(日)には、雪とアートが楽しめる企画『「大地の芸術祭」の里 越後妻有2022冬SNOWART』を開催する。 関連記事 『地方創生の成功例、大地の芸術祭について知っておきたい基本的なこと』 『この夏は新潟でアート鑑賞に浸ろう、大地の芸術祭の見どころを紹介』

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  • Things to do
  • 六本木

池田理代子による国民的少女漫画『ベルサイユのばら』。1972年の連載開始から50周年を記念した展覧会が、東京シティビューで開幕する。 長い歴史の中でも同展は、特に登場人物のマリー・アントワネットとオスカルにフォーカス。連載当時の原画とともに、両名の物語をたどっていく。作者の思いや言葉を交えながら、初公開を含む貴重な原画に触れるまたとないチャンスだろう。時がたつにつれて筆致が変化していく過程も楽しみたい。 宝塚歌劇のコーナーでは、劇中に登場した「オスカルの部屋」を再現。舞台衣装や小道具などが展示され、美麗な世界観が体験できる。そのほか、テレビアニメ、昔懐かしいグッズ、現在の展開など、作品を紹介する多様な切り口を用意。類まれなる傑作を、さまざまな角度からひもといてみては。 開催時間と入場料は未定。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。 ※公式イベントページはこちら

  • Things to do
  • 原宿

チームラボが原宿に絶滅動物の集う「神秘の森」を出現させる。 同展は、さまざまな絶滅してしまった動物やその危機にある動物を、Galaxyのスマートフォンを使い捕獲、観察し、自分のコレクション図鑑を作っていく参加型イベントだ。 捕まえた動物たちは、現実世界とスマートフォン内の世界を境界なく行き来し、映し出された動物に触れると、振り向いたり、反応がリアルに返ってくる。スマートフォンを片手に動物たちの生態を楽しく学んでみては。  ※終了日は未定/11〜19時/入場は閉館の30分前まで/公式イベントページはこちら

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  • アート

3年ごとに瀬戸内海の島々を舞台にアートプロジェクトを展開する『瀬戸内国際芸術祭2022』が、瀬戸内海に浮かぶ島々で開催される。2010年以来、5回目となる今回は「海の復権」がテーマだ。 総合ディレクターに北川フラムを迎え、現時点で参加予定のアーティストは70組以上。アイシャ・エルクメン(Ayşe Erkmen)やソカリ・ドグラス・カンプ(Sokari Douglas Camp)、保科豊巳などが初参加する。中でも、排泄(はいせつ)物などをモチーフとするなど議論を呼ぶ作品で知られる、ベルギーのウィム・デルボア(Wim Delvoye)は最も注目したい作家の一人だろう。 前回の2019年に引き続き、春会期2022年4月14日(木)〜5月18日(水)、夏会期8月5日(金)〜9月4日(日)、冬会期9月29日(木)〜11月6日(日)の計105日間の会期で展開する。 会場は直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、 沙弥島(春会期)、本島(秋会期)、高見島(秋会期)、粟島(秋会期)、 伊吹島(秋会期)、高松港周辺、宇野港周辺。基本の移動が船となるため、時間に余裕を持って複数回訪れるのもいいだろう。 ※時間は各会場により異なる/公式イベントサイトはこちら

  • アート
  • 豊洲

来場者200万人を突破した豊洲の人気アートスポット、チームラボ プラネッツで「炎」をテーマにした、二つの新作が登場する。 入館者にかかわらず、屋外で鑑賞できるパブリックアート『空から噴き落ちる、地上に憑依する炎』は、人々が作品の前に立つと黒い何かが生まれ、炎の形が変化する、チームラボらしい作品。空から落ちてくる炎の線は、なぜかずっと眺めていても飽きない不思議な力がある。 館内で公開される『憑依する炎』もまた、空間上に描かれる燃焼のダイナミックな運動が体感できる作品。一度訪れたことがある人も、新作公開を機に再訪してみては。

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