宮崎駿の漫画をもとにした新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』初演から約6年半。今度は同じく宮崎駿原作・脚本・監督の映画をもとに、スーパー歌舞伎『もののけ姫』が初演される。
エミシの村を襲うタタリ神を倒したため、死に至る呪いを受けた少年アシタカは、掟により村を追われ、呪いを断つ道を探すために西の国へと旅立つ。“シシ神の森”を目指す旅の途中、山犬に育てられた少女サン、製鉄の拠点であるタタラ場を統率するエボシ御前と出会ったアシタカは、鉄を作るために森を破壊し生命の源であるシシ神の首を狙う人間と、シシ神の森に縄張りを持つ猪一族らとの戦いに巻き込まれていく……。
スーパー歌舞伎は故・二代目市川猿翁が1986年に創始したもので、従来の歌舞伎の手法と現代的なスペクタクル要素を融合させ、様々な題材を舞台化してきた。今回は、その猿翁の孫である市川團子がアシタカに扮し、サンを中村壱太郎、エボシ御前を中村時蔵、猪神一族の最長老・乙事主を猿翁の息子である市川中車が演じる。人間と自然のあるべき姿を問いかけるこの感動巨編。その世界を堪能しつつ、色褪せないテーマを噛み締めたい。
※7月3日~8月23日/新橋演舞場/昼の部は11時から、夜の部は16時から/休演日は7月8・13・21・27・31日、8月3・10・17日/料金は3,000円から(席により異なる)










