香港の現代美術館「M+」で草間彌生の回顧展が開催

開館1周年を記念した特別展、200点以上が集結

Jenny Leung
テキスト:
Jenny Leung
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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香港の現代美術館「M+」が、2022年11月の開館1周年を記念して、現代において最も影響力と刺激に満ちたアーティストの一人である草間彌生の特別展を開催する。

「Yayoi Kusama: 1945 to Now」と題されたこの展覧会は、2022年11月12日(土)〜2023年5月14日(日)の開催。200点を超える作品が集結し、草間にとっては、日本以外でアジア最大の回顧展となる。

Yayoi Kusama
Photograph: Courtesy M+/Yayoi Kusama, Self-Obliteration (1966–1974)

同展では、初期作品から最新作まで、草間が70年以上の創作活動で生み出してきたクリエーションを「無限」「蓄積」「急進的な結合」「バイオコスモス」「死」「生命の力」という6つのテーマを通して紹介。展示媒体は絵画、インスタレーション、彫刻、ドローイング、コラージュ、動画、記録資料など、多岐にわたる。

その中には、以下の新作も含まれている予定だ。

・「Death of Nerves」(2022年)
美術館の1階と地下をつなぐ大規模なインスタレーション

・「Dots ObsessionAspiring to Heaven's Love」(2022年)

作家の特徴である鏡の空間を含む没入型の作品

・「Pumpkin」(2022年)
メインホールで公開される大型彫刻2点

草間展の入場には、通常の入館料のほか、特別展の入場料が必要。チケット予約は2022年10月13日(木)から、M+West Kowloon Cultural Districtの公式ウェブサイトで発売される。

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M+ celebrates first anniversary with a large scale Yayoi Kusama exhibition(原文)

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