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延べ約75万人のネットワークを生かして編集者・映像クリエーターが協働

訪日客数が過去最高を更新する今、タイムアウト東京を運営するORIGINAL Inc.が、インバウンド向けの映像制作事業を本格的に始動。併せて、制作事例集「Video Works」も公開した。
2025年の訪日外客数は4268万人、旅行消費額は9兆4,500億円と、いずれも過去最高を記録。中でも、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの英語圏は、客数の伸びと消費単価(全体平均の1.4〜1.7倍)の両面で市場をリードしている。
また、観光庁の調査によると、訪日旅行者が出発前に最も役に立った情報源は「動画サイト」が約4割と、動画で行き先を決めている人が多いという。旅先選びにおける動画の影響力は、もはや無視できない。
タイムアウト東京は、英語版Instagramのフォロワー33万9000人を中心に、Facebook・X・ニュースレター・TikTokを合わせると、英語圏で延べ約75万人のネットワークを持つ。羽田・成田空港で配布するマガジンや、世界350都市以上のグローバルネットワークを通じて、旅の前から滞在中まで英語圏の旅行者と継続的に接点を持ってきた。この読者との近さが、タイムアウトの最大の強みだ。
この事業が目指すのは、単なる動画制作の受託ではない。ブランドの文脈を読み解き、その魅力を物語として組み立て、訪日客に届けるところまで一貫して担う。約2カ月前に専門チームを組成し、編集者と映像クリエーターが協働する体制で企画・撮影・編集を内製化した。
実績も出ている。1805年創業の大阪の老舗「あみだ池大黒」の銘菓「おこし」を英語圏向けに紹介した映像は、546万ビューを記録(2026年6月時点)。「てぬぐい専門店かまわぬ」や「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」など、多様な業種でも成果を上げている。日本語ターゲットでは、「JR West Via Inn Hotels」の映像が1285万ビューを獲得した。
ORIGINAL Inc.代表取締役社長・タイムアウト東京の代表を務める伏谷博之は語る。
「タイムアウトは1968年にロンドンで創刊以来、自分の足で街を歩いて確かめることを続けてきました。マガジン、ウェブ、ソーシャルと展開してきた先に、今は映像があります。AIが文章をいくらでも生み出せる時代だからこそ、街の目利きが実際に歩いて見極めた情報の価値は増しています。再生数を稼ぐことではなく、本当にいいものを、訪日客の記憶に残る一本として届けることを目指しています」
ホテル、ショップ、体験、美術展、レストラン、バーなど多彩な領域にわたる計29本を、縦型・横型のフォーマットで紹介している。映像制作の相談・広告出稿はsales@timeout.jpまで連絡してほしい。
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