cheapest European capital for digital nomads
Photograph: Shutterstock

デジタルノマドが最も安く暮らしやすいヨーロッパの首都は?

予算を抑えた生活を望むならここがベスト

Liv Kelly
Mari Hiratsuka
テキスト:
Liv Kelly
翻訳:
Mari Hiratsuka
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私たちの働き方や旅行手段は、新型コロナウイルスを機に大きな変化があった。それは今、リモートで仕事をし、海外に滞在して働くことがライフスタイルの一つとして盛んになっていることからも明らかだ。

デジタルノマドとしての生活はさまざまで、働く業界や収入、職務の柔軟性によって、出張先や出張が可能かどうかが決まる。ノマドビザを提供する国のリストは増える一方だが、それぞれ条件が異なるため、海外で働くことを検討している場合、選択肢は狭くなる場合もある。

このほど、イギリスのNorton Financeは、デジタルノマドにとって最も安く暮らせるヨーロッパの都市を調査。同社の旅行専門家が184カ国を評価し、平均的な家賃、光熱費、交通費、食費、ジム代、インターネット代、イギリスからの往復航空券代に基づいてランク付けした。

もちろん、世界のどこから旅するかによって異なるが、そのほかの要素から、その場所の手頃さをかなり包括的に知ることができる。

1位に選ばれたのは北マケドニアの首都「スコピエ」。遺跡と屋台料理で人気のある、リーズナブルに満喫できる観光地として知られている都市だ。公共交通機関の安さも、スコピエが高得点を獲得した理由の一つで、公共交通機関の月決めパスはロンドンの同等料金の8分の1である。

2位はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。市内中心部にある1ベッドルームの賃貸の平均価格は、月275ユーロ(約4万3,000円)と非常に手ごろだ。そして、モルドバのキシナウは3位にランクイン。ここでは、ビール1杯の値段はわずか1.30ユーロ(約200円)である。

一方、コペンハーゲンやダブリンはヨーロッパで最も物価の高い都市。家賃は、トップ10にランクインした都市の約5倍が平均だ。

デジタルノマドにとって生活費が抑えられるヨーロッパの首都トップ10

1. スコピエ(北マケドニア)
2. サラエボ(ボスニア ヘルツェゴビナ)
3. キシナウ(モルドバ)
4. ソフィア(ブルガリア)
5. ブカレスト(ルーマニア)
6. ベオグラード(セルビア)
7. ブダペスト(ハンガリー)
8. ワルシャワ(ポーランド)
9. ビリニュス(リトアニア)
10. リガ(ラトビア)

給与を維持したまま、より暮らしやすい都市に移り住み、新しい土地を探検できるというメリットは、信じられないほどエキサイティングな機会。ノマドになる人が増えるのは当然のことだろう。

タイムアウトワールドワイドでは、ここ数年、デジタルノマドビザの人気の高まりを取材してきた。デジタルノマドビザのガイドをチェックして、人生の選択肢を広げよう。

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This is officially the cheapest European capital for digital nomads(原文)

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