ロンドンのテート・ブリテンが光のアート展示を1カ月延長

コロナ禍でもコミッションを実施、きらめきを提供

Eddy Frankel
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ロンドンの美術館やギャラリーは全部閉鎖されているが、テート・ブリテンは違うようだ。同美術館では、毎年実施している冬季コミッションワークの新作を2020年11月に発表。

同美術館の正面玄関には、今季のコミッションアーティストであるシーラ・クマリ・バーマンが手がけた、ヒンドゥー教の祭り「ディーワーリー」を祝うイルミネーション作品が設置されている。ロンドンの年末年始を彩ったこの作品は、当初2021年1月末までの公開予定だったが、うれしいことに、2月末までの延期が最近発表された。

Chila Kumari Sigh Burman winter commission at Tate Britain
Photograph: Tate, Joe Humphrys
Chila Kumari Sigh Burman winter commission at Tate Britain
Photograph: Tate, Joe Humphrys

バーマンが得意とするのは、変幻極まりない、ごちゃごちゃで超カラフルな作品。テートモダンで発表されたこの壮大な作品は、神話、ポップカルチャー、フェミニズム、そして光の巨大なコラージュ。見えるのは、ネオンであり、ボリウッドであり、そしてきらめきだ。この作品は今の厳しい時期を頑張り通すための励ましを与えてくれているといえる。

展示が延期されたことで、この作品が冬の間の「光」をもう少し届けてくれることになる。こんなに最高なことはないだろう。

原文はこちら

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