パントンが発表、2022年の色はベリーペリ

これは青、それとも紫?

Sophie Dickinson
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Sophie Dickinson
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来シーズンのアパレルから、ポスターや花瓶、ラグなどにも使われ、看板やテレビでも注目を集めるであろう「来年の色」が決まった。そう、パントンの『カラー・オブ・ザ・イヤー』が発表されたのだ。

その色とは、「ベリーペリ」。この決定について、パントンは、伝統的なブルーの「不変性」とレッドの「エネルギーと興奮」を組み合わせたものだと説明。この色はパントンのカタログに未掲載だった新色で、同社は既存の色をブレンドしてこの色を作ったという。正式名称はPantone 17-3938となる。

インスピレーションは、ラベンダー畑や美しい鳥の羽など自然と「デジタルの情景」。パントンは今の世の中を「私たちが強烈な孤立の時期から抜け出すにつれて、私たちの概念や基準が変化し、物理的な生活とデジタルな生活が新しい形で融合した」と考えているようだ。なんだか、真実味を感じる表現である。

パントンの専門家は、ソーシャルメディアやファッション、アートのトレンドを調べ、翌年の色を決定している。この企画は23年間続いており、過去にはタンジェリン・タンゴ、アクアスカイ、フューシャローズを選出。昨年は珍しくイルミネイティングとアルティメットグレーの2色が選ばれた。

何にせよわれわれが最も気になるのは、このベリーペリが青にも紫にも見えるということだ。ラベンダー色という人もいるかもしれない。あなたはどう思うだろうか。

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