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2022年、世界で最もリロケーションに向いている都市は

RAJA社が調査

Sophie Dickinson
Ellie Walker-Arnott
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Sophie Dickinson
寄稿::
Ellie Walker-Arnott
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この数年、多くの人が大変だったことは、言うまでもないだろう。もしあなたが人生を大きく変えたいという強い衝動に駆られているのであれば、我々が提案できることがいくつかある。そのうちの一つは、活気に満ちた都市への「リロケーション(移住)」だ。

2022年に向けて生活状況は好転しているが、コロナ禍で活発になった柔軟なWFH(Work From Home=リモートワーク)アプローチは維持される可能性が高い。つまり、どこか全く新しい場所に引っ越すことに関して、これまでよりハードルが下がっているわけだ。

では2022年、新生活を始めるのにおすすめの都市はどこだろうか。包装材の小売業者RAJA社が発表した、『リロケーションに適した都市ランキング』を見てみよう。これは専門家グループが、雇用率、生活費、治安、医療など10項目を調査、分析して作成したもの。

1位に輝いたのは雇用率が高く、手頃な家賃で住める、ギリシャの首都アテネ。さらに、ビールが安いということでもポイントを稼いだ。次点はアメリカのテキサス州オースティン。この街は緑が多く、アウトドア派にとくにおすすめといえる。3位はスペインのバルセロナ。酒が安く、医療が充実していて、気候も良い。また、郷土料理も絶品だ。4位以降は以下の通り。

リロケーションに適した都市ランキング
(RAJA社)

1. アテネ(ギリシャ)
2. オースティン(アメリカ)
3. バルセロナ(スペイン)
4. ベルリン(ドイツ)
5. ケープタウン(南アフリカ)
6. チェンマイ(タイ)
7. クライストチャーチ(ニュージーランド)
8. コペンハーゲン(デンマーク)
9. デリー(インド)
10. ドバイ(アラブ首長国連邦)

逆に、2022年に新生活を始めるのに適していない都市はどこだろうか。それを知るには、グローバルに活躍するビジネスマン向けコミュニティーであるInterNationsが、1万5000人以上の外国人駐在員を対象とした調査をまとめて発表した『Expat City Ranking』が参考になるだろう。それによるとローマ、パリ、ダブリンなどが生活費が高いため、移住を避けた方がいいとされている。確かにその通りだ。もちろん、休暇で訪れるにはいい街ではあるということは、念の為付け加えておく。

リロケーションか旅行か、判断は分かれるかもしれないが、どちらにせよ見ている景色を変えるのは良いことだろう。

原文はこちら

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