ホームカミング
Photo: Time Out Tokyo

日本初、ビーガンピザのテイクアウト専門店が淡島通りにオープン

下北沢と三軒茶屋エリアで注目のホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザ

テキスト:
Miyoko Hashimoto
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再開発で注目を集める下北沢エリアと、常ににぎわいを見せる三軒茶屋の中間を走る淡島通り。近年、話題のカフェやレストランが続々オープンする中、日本初となるビーガンピザのテイクアウト専門店、ホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザ(HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA)が、2022年1月8日に開店した。

ニューヨークで出会ったフランシス・カルモナ(Francis Carmona)とキャサリン・アーンショー(Katherine Earnshaw)の2人が、おいしいビーガン(Vegan)フードを日本で広めたいという思いから始めたという。家でよく作っているビーガンレシピを、友人からおいしいと言ってもらえたことも理由の一つだ。

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Photo: Time Out Tokyo

メインメニューは、ニューヨークとロングアイランドでなじみのあるシチリアンピザ。フランシスが子どもの頃から食べて育ったという、思い出が詰まった味だ。四角い形で、厚みのある生地が特徴。天然酵母を使ってフワフワ食感に仕上げ、スライス一切れでも満足できる食べ応えに仕上がっている。

店のおすすめはシンプルなテイストの『マリナーラ』(スライス600円、ホールMサイズ1,750円、Lサイズ2,100円)。人気商品は、自家製ビーガンチーズとジェノベーゼ、ローストトマトが乗った『カプレーゼ』(ホールMサイズ2,400円、Lサイズ2,900円)だそう。 

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ニューヨークで食べた味を研究し、素材を一から作ることにこだわった。特に自家製ビーガンチーズは、焼いた際にとろりと溶けるよう食感を生み出すことが難しかったという。

そのほか『ミートボール』(ホールMサイズ2,600円、Lサイズ3,100円)や『ペパロニ』(ホールMサイズ2,500円、Lサイズ3,000円)は、植物性の代替肉を使用している。ピザ特有のジャンクなボリューム感がありながら、胃もたれを気にせずに食べられそうだ。

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毎週メニューが変わる焼き菓子も絶品。大きなチョコレートが入った定番の『チョコチャンククッキー』(1枚350円)は、アメリカンなテイストがたまらない。

この日は香り豊かなハーブを生地に使用した『ローズマリーチョコチャンククッキー』だったが、週によってはみそを練り込んだ『味噌チョコチャンククッキー』や塩味がきいた『ソルティチョコチャンククッキー』なども販売予定。ジューシーな植物性バターを使用した、ビーガンフードとは思えないクオリティーに驚きだ。

「家で食事を楽しむ機会が増えた今、ピザのテイクアウトはニーズが高いと思います。まだオープンして間もないが、落ち着いたらデリバリーサービスも取り入れたい」とキャサリンは話す。

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今後は、季節の食材を使用した限定メニューも増やしていくとのこと。ジャンキーさがありつつも、健康と環境に配慮したビーガンピザが食べられるのはここだけだろう。

ホールサイズは、公式ウェブサイトで事前予約が必要。『マリナーラ』(600円)と『チーズ』(650円)のスライスサイズや、スイーツ、ドリンクは店舗で購入できる(現金またはクレジットカード対応可)。友人とのホームパーティやランチに試してみては。

ホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザの詳細はこちら

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