Road Sign
Photograph: Wikimedia

知っておきたい、一見では意味不明なヨーロッパの道路標識

フランス、ドイツなどから変わったもの紹介

Liv Kelly
テキスト:
Liv Kelly
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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ヨーロッパでは2022年に道路で2万人が死亡したことを受け、ヨーロッパ連合(EU)はドライバーの安全確保を強化している。もし近々ヨーロッパ旅行で車を運転することがあるのであれば、道路に出る前にヨーロッパ大陸で見る分かりにくい道路標識のいくつかを知っておいた方がいいかもしれない。

例えばフランスでは、道路標識を守らなかった場合、135ユーロ(約2万1,360円)の罰金や免許証の4ポイント減点、場合によっては免許停止処分を受けることもある。同国は最近、最高1,500ユーロ(約23万7,380円)の罰金を避けるために、自国の非常に特殊な交通法をより理解するよう観光客に促している。

ドイツでは、危険な追い越しに対して最高300ユーロ(約4万7,470円)の罰金が科せられる。極端なケースではあるが、道路標識を無視すると禁固刑になることさえあるという。

ありがたいことに、レンタカー会社であるStressFreeRental.comは、あなたのヨーロッパでのドライブができるだけストレスのないものになるよう、同地の紛らわしい道路交通標識を13個リストアップした。

標識を見ていたら道を外れてしまった、とならないように、その中からヨーロッパで最も紛らわしく、面白い道路標識をいくつか紹介しよう。

Road Sign
Photograph: Wikimedia

ラッパのように見えるが、実はクラクションの使用を禁止するスペインの標識。

Road Sign
Photograph: Wikimedia

これは「車の炎上禁止」という意味ではない(回避されることを祈ってはいるが)。フランスの道路標識で、車に危険な積荷がある場合は、近づかないようにという警告するものだ。

Road Sign
Photograph: Wikimedia

チェコのこの標識は、手押しカートや手押し車の持ち込みが禁止されていることを意味している。

Road Sign
Photograph: Wikimedia

この標識は、ノルウェーのヘラジカが多くいる地域で目にするもの。信じられないかもしれないが、同国ではヘラジカとの衝突事故は日常茶飯事だという。

Road Sign
Photograph: Wikimedia

もしあなたがドイツで便意を催してこの看板を見かけたら、不運かもしれない。これは、自然の中での排尿・排便は絶対に禁止という意味である。ガソリンスタンドを探そう。

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